■オペアンプの電源供給

 

オペアンプへの電源供給の方法は、以下の図のように2とおりあります。

 

電源電圧は±15V,±12V,±5Vの両電源および+15V,+12V,+5V,+3Vなどの単電源が一般的です。

電源電圧が高いほど扱える信号の振幅が大きくとれて有利になりますが、

あまり電源電圧が高いと,ICの消費電力に制限があり注意が必要です。

ほとんどのDIPパッケージは特に消費電力に対して気にする必要はありませんが、面実装タイプは注意が必要になります。

 

図13,14のように

一般的なオペアンプは電源電圧(単電源の場合はGNDも含む)いっぱいまで使う(振幅)ことはできません。

両電源の場合はこの損失分は問題になりませんが、単電源の場合、損失分が無視できない場合は

「レール・トゥー・レール」タイプのオペアンプを使用します。