テキスト ボックス:              テスタの使い方
          第4回目
(4)直流チョクリュウ電圧デンアツ電流デンリュウ測定ソクテイ
実際ジッサイ直流チョクリュウ電圧デンアツ電圧デンアツハカマエに「オームの法則ホウソク」について復習フクシュウします。
測定ソクテイツネにオームの法則ホウソクカンガえてオコナうと測定ソクテイミスがスクなくなります。
◎オームの法則ホウソク
レイ1)
22のように R = 10Ωでこの抵抗テイコウ両端リョウタン電圧デンアツV
が1Vです。
この場合バアイ抵抗テイコウRにナガれる電流デンリュウIは、
I = V / R = 1 / 10 = 0.1A
これは、わざわざ、回路カイロ切断セツダンして電流デンリュウIを測定ソクテイ
しなくても、電圧デンアツ測定ソクテイすることにより電流デンリュウIが
モトまることを意味イミしています。
この応用オウヨウレイ23にシメします。
LEDにナガれている電流デンリュウ測定ソクテイする場合バアイです。回路カイロ一部イチブ切断セツダンして電流デンリュウハカることが
カンガえられますが、回路カイロ切断セツダンすることは面倒メンドウです。このような場合バアイは、抵抗テイコウ両端リョウタン電圧デンアツ
ハカることにより電流デンリュウアタイ変換ヘンカン計算ケイサン)することでみます。
テキスト ボックス:      電流測定のポイント
電流測定は、なるべく、回路を切断しての電流測定では無く、抵抗両端電圧を測ること
による電流変換が出来れば、この方法をお勧めします。
(理由)
・回路切断は面倒
・電流測定の場合、過大電流時にテスタのヒューズを切断するか、テスタを破損する
 恐れがある。
◎テスタのアツカカタ
テスタのアツカカタ注意チュウイすることはツギテンです。
・いかなる測定ソクテイでもテストボウ金属キンゾクれない。または、たない。
測定ソクテイブツにテストボウ接続セツゾクした状態ジョウタイでは絶対ゼッタイにファンクション切換キリカエオコナわない。
◎LEDの特性トクセイ測定ソクテイ
今回コンカイ25のようなLEDの「ジュン電圧デンアツVF - ジュン電流デンリュウIF特性トクセイ」のグラフを作成サクセイします。
測定ソクテイ項目コウモクジュン電圧デンアツジュン電流デンリュウですから、電圧デンアツ測定ソクテイヨウのテスタと電流デンリュウ測定ソクテイヨウのテスタが2ダイあればいの
ですが、テスタ1ダイ測定ソクテイすることにします。
ジュン電流デンリュウIFは電流デンリュウですが、抵抗テイコウRの両端リョウタン電圧デンアツハカることにより電流デンリュウ換算カンサンします。
26に手順テジュンシメします。
@ファンクションを「DCV」にし、レンジは「オートレンジ」にします。
Aテストボウアカを「DCV」、クロを「COM」端子タンシ接続セツゾクします。
Bテストボウ測定ソクテイポイントへ接続セツゾクします。
C基本的キホンテキには、テストボウクロ回路カイロのGND、または電位デンイヒクいほうへ接続セツゾクします。
 26 a ) では抵抗テイコウ両端リョウタン電圧デンアツはLEDのアノードガワのほうが電位デンイヒクいので、このレイでは測定ソクテイ電圧デンアツ
 極性キョクセイはプラスになります。
D測定ソクテイナカホカのファンクションへの切換キリカエ厳禁ゲンキンです。
 ホカのファンクションへえる場合バアイは、カナラず、回路カイロから一旦イッタン、テストボウハナしてからオコナいます。
Eマニュアルレンジで測定ソクテイする場合バアイは、カナラ一番イチバンオオきいレンジでオコナい、適正テキセイなレンジとなるように
レンジをえます。
レンジ切換キリカエも、カナラず、回路カイロから一旦イッタン、テストボウハナしてからオコナいます。
F26 b ) でLEDの両端リョウタン電圧デンアツ測定ソクテイしますが、このレイではテストボウの(アカ)がLEDのカソードガワ接続セツゾク
 しているので測定ソクテイ電圧デンアツ表示ヒョウジはマイナスになります。
 測定ソクテイ結果ケッカはマイナスですが、グラフ作成サクセイはこのアタイをプラスとカンガえてグラフをプロット(作図サクズ)します。
(グラフ作成サクセイのポイント)
ヒョウ1のようにIFの電流デンリュウ相当ソウトウのRの両端リョウタン電圧デンアツをIF(V)として計算ケイサンしておきます。
このレイでは R = 220Ω にすれば0.5mAは0.11Vです。
このカク電圧デンアツになるように電源デンゲン電圧デンアツ可変カヘンし、そのトキのVFの電圧デンアツ測定ソクテイします。
IFは1mAステップで10mAまででいです。
ヒョウ
IF(mA) IF(V) VF(V)
0.5 0.11  
1 0.22  
2 0.44  
3 0.66  
4 0.88  
5 1.1  
 
 
写真シャシン1に実験ジッケン風景フウケイシメします。
写真シャシン2に「各種カクシュテストケーブル」をシメします。
テスタ付属フゾクのテストボウだけでなく、このような各種カクシュテストケーブルを用意ヨウイしておくと作業サギョウ効率コウリツ
がります。
写真シャシン1では「バナナプラグ⇔ICテストクリップ」をモチいています。
このようなケーブルは市販シハンヒンにもありますし、自作ジサク簡単カンタン出来デキます。
写真シャシン2は自作ジサク一例イチレイです。ケーブルのイロナガさ、プラグ(クリップ)のイロ形状ケイジョウをいろいろ用意ヨウイして
おくと便利ベンリです。
テキスト ボックス: 今回は電圧、電流を1台のテスタを用いて測定しましたが、テスタは複数台所有する
ことをお勧めします。