テキスト ボックス:               ジャンクラジオ 改造記
                   その1 復活編

                       2010年4月  KY
◎はじめに
マルツさんの「秋葉原アキハバラ2ゴウテン」にて写真シャシン1の「ジャンクラジオ」をつけました。
ジャンクなので動作ドウサするかは不明フメイ
マニュアルが仕様シヨウ不明フメイなのですが、ツギのようなものです。
・AM/FM(ステレオ)
太陽タイヨウ電池デンチ搭載トウサイ
・バッテリーは内蔵ナイゾウ充電池ジュウデンチ
・スピーカ内蔵ナイゾウ
・ヘッドフォン出力シュツリョク(FMはステレオ)
・アンテナセン付属フゾク
・ヘッドフォン付属フゾク
外部ガイブ充電ジュウデンヨウ端子タンシ装備ソウビ
注意チュウイ外部ガイブ充電ジュウデンヨウ端子タンシ想像ソウゾウです。
写真シャシン1のように太陽タイヨウ電池デンチ装備ソウビし、この部分ブブンのパネルがヒラ構造コウゾウです。
たぶん、この太陽タイヨウ電池デンチ内蔵ナイゾウ充電池ジュウデンチ充電ジュウデンするのかな?とオモわれます。
今回コンカイはこのジャンクラジオを色々イロイロといじってみました。
その修復シュウフク復活フッカツ)、改造カイゾウについてレポートします。
初期ショキ状態ジョウタイ
ジャンクですから、動作ドウサをあまり期待キタイしないことにし、「電源デンゲンスイッチ」とオモわれるスイッチの
ポジションを「ON」にしてみます。
オトない!!!
とりあえず、アト内部ナイブヒラけてみようとオモいながらホカのものも電源デンゲンをONにしてみます。
これもオトません。筆者ヒッシャ複数フクスウダイタメしてみましたが、オトるものとないものが
あります。
また、オトてもすぐになくなります。
仕方シカタないので、ナカヒラけてみることにします。
ナカける
ウラフタは4ホンのビスをはずすだけで簡単カンタンけることが出来デキます。
写真シャシン2にウラフタけた状態ジョウタイシメします。
Sシャの「AM/FM(ステレオ)1チップIC」がえます。
アカクロの「ワイヤー」は太陽タイヨウ電池デンチからの配線ハイセンで、はんだのつなぎを「セロテープ」で
絶縁ゼツエンしています。
なぜかこのサンプルは基板キバンウエに「マスキングテープ」がってあり、意味イミ不明フメイ漢字カンジ
(たぶん、中国語チュウゴクゴ?)がいてあります。
基板キバン部品ブヒンメンるにはスピーカまたは太陽タイヨウ電池デンチからの配線ハイセンをはずす必要ヒツヨウがあり、
なるべくなら太陽タイヨウ電池デンチからの配線ハイセンをはずしたほうがいです。
テキスト ボックス: 注意点
スピーカの配線材が細く、スピーカ端子からはずれ易いです。
なるべく、スピーカ配線部にストレスを与えないようにします。
筆者はサンプル数5台のうち、2台はスピーカ配線がはずれてしまい、
これを修復しようとはんだ付けをしているうちにスピーカ内部のコイル
が断線しました。
これで2台がスピーカ修復不能になってしまいました。
回路カイロ調シラべる
モチいているSシャ「1チップIC」のデータシートの入手ニュウシュ容易ヨウイです。
電源デンゲン
最初サイショ電源デンゲン回路カイロ調シラべることにします。
AM/FM切換キリカエ以外イガイ1のように2のスライドスイッチがあります。
このスイッチの関係カンケイ不明フメイだったのですが、これで接続セツゾクかりました。
たぶん、外部ガイブDCジャックから充電ジュウデンさせるのだろうなとオモい、充電池ジュウデンチ電圧デンアツ
ハカると1Vしかありません。
3ダイほどてみましたが、どれも1V前後ゼンゴ結果ケッカです。
ラジオの動作ドウサ電圧デンアツは3Vとオモわれ、これでは動作ドウサしないのもあたりまえです。
外部ガイブDCからの充電ジュウデン仕様シヨウ不明フメイなので危険キケンです。
太陽タイヨウ電池デンチからも充電ジュウデン出来デキ接続セツゾクになっています。
しかし、この太陽タイヨウ電池デンチから本当ホントウ充電ジュウデン可能カノウ疑問ギモン
数日スウジツ充電池ジュウデンチ使用シヨウはあきらめて外部ガイブ乾電池カンデンチにてモチいていたのですが、本当ホントウ太陽タイヨウ
電池デンチから充電ジュウデン可能カノウタメしてみました。
2〜4にカクスイッチポジションでの動作ドウサモードをシメします。
(ただし、マニュアルがいので回路カイロから推定スイテイしたものです)
カクの「網掛アミカけ」がスイッチのポジションで、タトえば、2の場合バアイ
3ポジションスイッチ→CHG
2ポジションスイッチ→ON
のポジションです。
2の場合バアイ
太陽タイヨウ電池デンチ内蔵ナイゾウ充電池ジュウデンチ充電ジュウデン
ラジオは電源デンゲンOFF。
たぶん、このわせが「太陽タイヨウ電池デンチからの充電ジュウデンモード」とオモわれます。
3の場合バアイ
ラジオは電源デンゲンON。
太陽タイヨウ電池デンチはすべての回路カイロからハナされます。
4の場合バアイ
ラジオは電源デンゲンON。
なおかつ、太陽タイヨウ電池デンチ充電池ジュウデンチ充電ジュウデン
もしかしたら、屋外オクガイでの使用シヨウモード???
筆者ヒッシャ2の状態ジョウタイで「れた太陽光タイヨウコウ」でヤク3時間ジカン充電ジュウデン
その、ラジオからオトました♪
このココロみは3ダイオコナい、すべて復活フッカツしています。
充電池ジュウデンチは2使ツカいで、その両端リョウタン電圧デンアツヤク3Vになっています。
充電ジュウデン(3時間ジカンヤク2時間ジカン動作ドウサしていますし、充電池ジュウデンチくなったら
再度サイド充電ジュウデン動作ドウサ復活フッカツ
3時間ジカン充電ジュウデンで2時間ジカン持続ジゾク時間ジカンナガいのかミジカいのか判断ハンダンできませんが、
この方法ホウホウでとりあえず復活フッカツするようです。
ナガ時間ジカン充電ジュウデンココロみていない)
以上イジョウ方法ホウホウ充電池ジュウデンチ復活フッカツしましたが、ホカのサンプルすべてを保証ホショウしません。
○ラジオおよびスピーカ(ヘッドフォン)アンプ
ラジオはSシャのデータシートによる応用オウヨウ回路カイロレイと、ほぼ、オナじです。
スピーカ海外カイガイのPシャセイ「ヘッドフォンヨウIC」をモチい、内蔵ナイゾウスピーカと外部ガイブステレオ
ヘッドフォンをえる方式ホウシキ特別トクベツなものではありません。
なお、このPシャセイ「ヘッドフォンヨウIC」のデータシートの入手ニュウシュ容易ヨウイです。
◎FM受信ジュシンについて
○チャンネルセパレーション
FMはヘッドフォンを使用シヨウした場合バアイ、ステレオになります。
ただし、初期ショキ状態ジョウタイではステレオモードにならない可能性カノウセイオオきいです。
なにぶんにも製造セイゾウされてからナガ期間キカン経過ケイカ?しているので、FM調整チョウセイ
ズレています。
最初サイショのサンプルヒン地元ジモトキョク受信ジュシンしても、「どうも、ステレオカンく」、モノラルで
こえていました。
このラジオ(IC)は調整チョウセイヨウハン固定コテイボリュームがあり、その様子ヨウス箇所カショ)を写真シャシン3にシメします。
調整チョウセイボリュームのズレおよび経年ケイネン劣化レッカ可能性カノウセイがあるので部品ブヒン交換コウカンをおススめします。
筆者ヒッシャは「KOAセイのボリューム」をモチいましたが、これにこだわる必要ヒツヨウはありません。
(ただし、このボリュームは交換コウカンにサイズテキ無理ムリい)
サイ調整チョウセイ基本的キホンテキには「周波数シュウハスウカウンター」が必要ヒツヨウです。
指定シテイ周波数シュウハスウとなるように調整チョウセイするだけなのですが、周波数シュウハスウカウンターが場合バアイ
ツギのように調整チョウセイ確認カクニン)します。
5のように、元々モトモトのIC「4pin-7pinカン接続セツゾクされている抵抗テイコウ」のアイダにLEDを追加ツイカします。
抵抗テイコウのカラーコードがニクいので筆者ヒッシャ場合バアイ抵抗テイコウ削除サクジョし、「2.2KΩ」と交換コウカンし、
LED(アカ)を追加ツイカしています。
地元ジモトキョク受信ジュシンし、LEDが点灯テントウするようにハン固定コテイボリュームを調整チョウセイします。
(ステレオになるとLEDが点灯テントウ
簡単カンタン調整チョウセイですから、タメしてみてください。
○L/Rについて
ステレオになったところで、「チャンネルセパレーション」を測定ソクテイしてみました。
チャンネルセパレーションは「L→R」または「R→L」への信号シンゴウれで、この数値スウチ
オオきいほどステレオカンくなります。
測定ソクテイ(FMステレオSSG)にて測定ソクテイ開始カイシしたのですが、どうもL/Rがギャクのようです。
付属フゾクのヘッドフォンを接続セツゾクしてもギャクからオトますし、ホカのヘッドフォンをモチいても
やはりL/Rがギャクです。
回路カイロ解析カイセキ接続セツゾク経路ケイロ確認カクニンしています。
しかし、最終的サイシュウテキなヘッドフォン端子タンシでのL/Rまでは確認カクニンしていません。
あらためて、接続セツゾクうと、ギャク接続セツゾク判明ハンメイ
ヘッドフォンアンプ出力シュツリョク以降イコウから接続セツゾクギャクになっています。
たりマエですが、SシャICのL/Rはっています。)
どのようにして接続セツゾク変更ヘンコウしようかとオモナヤんでいるうちに、オモいつきました!!
「ヘッドフォンをミミ装着ソウチャクするときにL/Rをギャクにする」
これで解決カイケツ
チャンネルセパレーションをハカろうなどと余計ヨケイなことをしなければ、「L/Rがギャク」であること
にせずにタノしめたことでしょう。
いずれにしても、「この音楽オンガクの、この楽器ガッキはRからる」とオモいながらFMをヒト
いないとオモいます。
L/RのギャクになるカタはヘッドフォンのL/Rをギャクにしてミミしてください。
◎トラブル対策タイサク
筆者ヒッシャ遭遇ソウグウしたトラブルとその解決カイケツについてシルします。
ただし、サンプルスウ5ダイなのでホカにも不具合フグアイがあるかもしれません。
○スピーカの断線ダンセン
これは前述ゼンジュツしましたが、スピーカ端子タンシネツ容量ヨウリョウオオきいはんだコテで何度ナンド
てなおすとスピーカコイルが断線ダンセンします。
ネツ容量ヨウリョウオオきいコテの使用シヨウけたほうがいです。
動作ドウサ不安定フアンテイ
バラしてから再度サイドむと「動作ドウサ不安定フアンテイ」になる。(2ダイ発生ハッセイ
ラジオのはんだけは「け」で、経年ケイネン変化ヘンカではんだがあやしくなって
います。
以下イカ部分ブブンをはんだコテでてなおすことで解決カイケツしています。
・AM受信ジュシン不安定フアンテイ→「アカいコイル」のはんだ修正シュウセイ
・FM受信ジュシン不安定フアンテイ→SシャICのはんだ修正シュウセイ
復活フッカツヘンのまとめ
充電池ジュウデンチ
太陽タイヨウ電池デンチによる充電ジュウデンココロみてください。(2の方法ホウホウ
○スピーカの断線ダンセン注意チュウイ
基板キバン部品ブヒンメン場合バアイは「太陽タイヨウ電池デンチ配線ハイセン」をはずし、スピーカ配線ハイセン
ストレスをアタえないようにする。
○FMステレオ受信ジュシン
ハン固定コテイボリュームの部品ブヒン交換コウカンサイ調整チョウセイ
○L/Rがギャク
にしない。(ワスれることにしましょう!)
動作ドウサ不安定フアンテイ
はんだけの見直ミナオし。
はんだを追加ツイカしないで、コテを各部カクブてて「アタタナオ方法ホウホウ」をおススめします。
トクに、基板キバンんだトキに、基板キバンの「ソリ」トウ接触セッショク不良フリョウになるようです。
電源デンゲンれたままで、はんだ修正シュウセイをしながら動作ドウサ安定アンテイするように
根気コンキオコナう。
◎その
どうせ、ジャンクですから「部品ブヒンヨウ」にしてもいとオモいます。
筆者ヒッシャとしては、
・Sシャ「AM/FM1チップIC」(メン実装ジッソウ
・Pシャ「ヘッドフォンヨウIC」(メン実装ジッソウ
太陽タイヨウ電池デンチ
充電池ジュウデンチ基板キバン実装ジッソウタイプ)
・バーアンテナ
・ポリバリコン(4レン
基板キバンけタイプ2レンボリューム
・アンテナセン(Φ3.5ジャックに装着ソウチャクするタイプ)
などが「おタカラ」です。
回路カイロ解析カイセキカクICのデータシート入手ニュウシュ容易ヨウイですし、ほぼ、応用オウヨウ回路カイロレイチカいので
ムズカしくないです。
筆者ヒッシャは「太陽タイヨウ電池デンチをからめた製品セイヒン設計セッケイ」の経験ケイケンがありません。
興味キョウミのあるカタ充電ジュウデンまわりの回路カイロ解析カイセキをされたらいかがでしょうか。
次回ジカイはAM/FM以外イガイ周波数シュウハスウタイ受信ジュシンする改造カイゾウ紹介ショウカイします。
テキスト ボックス:     次回に続く