【SA602A】 使用レポート エアバンド・コンバータ編
2011年1月   KY
◎はじめに
NXPシャのRFヨウIC「SA602A」を使ツカってみました。
このICはDBM(Double-balanced mixer)と発振ハッシン回路カイロ内蔵ナイゾウしたもので、外部ガイブ部品ブヒン点数テンスウ
スクなく、簡単カンタン周波数シュウハスウ変換ヘンカンオコナうことが出来デキます
詳細ショウサイはメーカーのデータシートを参照サンショウネガいます。
航空コウクウ無線ムセン受信ジュシン変換ヘンカン装置ソウチツク
応用オウヨウ色々イロイロカンガえられます。
今回コンカイはなるべく部品ブヒン点数テンスウ最小限サイショウゲンにして「航空コウクウ無線ムセン受信ジュシンする装置ソウチ」を製作セイサクしました。
以下イカエアバンド・コンバータびます)
航空コウクウ無線ムセン周波数シュウハスウタイ色々イロイロあります。今回コンカイヤク120MHz〜130MHzで運用ウンヨウしているバンド
とし、その受信ジュシン構成コウセイ1シメします。
SA602Aは発振ハッシンキョクハツ)を内蔵ナイゾウしていますので、この部分ブブンヤク42MHzを発振ハッシンすれば
変換ヘンカン周波数シュウハスウFoutは1のように78MHz〜88MHzとなって、この信号シンゴウ市販シハンのFM
ラジオ(アナログ方式ホウシキ)で復調フクチョウさせようというわけです。
注意チュウイ:135MHzあたりまで運用ウンヨウされているようです。正確セイカク周波数シュウハスウ範囲ハンイ筆者ヒッシャにはかり
ませんので、受信ジュシン範囲ハンイヤク120MHz〜130MHzの範囲ハンイとしています。
回路カイロ
回路カイロ2シメします。電源デンゲンは6V。(タン3×4ホン
SA602Aのデータシートどおりの回路カイロ発振ハッシンキョクハツ)は「オーバートン」(overtone mode)
3バイオーバートーン発振ハッシン
タトえば、20MHzの水晶スイショウ振動シンドウであれば、20MHz×3=60MHzになります。
今回コンカイ水晶スイショウ振動シンドウに「14MHz」をモチいましたので、
14MHz × 3 = 42MHz
となります。
したがって、120MHzを受信ジュシンした場合バアイ
120MHz ± 42MHz = 78MHzおよび162MHz
となり、T3で78MHz(FM放送ホウソウタイ)に同調ドウチョウさせてこの成分セイブンします
部品ブヒンヒョウ
部品ブヒンヒョウヒョウ1にシメします。
BNCコネクタのJ3は感度カンド変換ヘンカン利得リトク測定ソクテイモチいたもので実際ジッサイ運用ウンヨウ使用シヨウ)には
不要フヨウです。
水晶スイショウ振動シンドウの14MHzは手持テモ部品ブヒンです。これにチカ周波数シュウハスウの「14.31818MHz」など
入手ニュウシュセイいとオモいますので、このような周波数シュウハスウでもいです。
ただし、C3のアタイは20pFで発振ハッシンしないかもしれません。(ヨウ調整チョウセイ
ヒョウ1 部品ブヒンヒョウ
部品ブヒン番号バンゴウ 部品ブヒンメイ   型番カタバン   メーカー 数量スウリョウ 備考ビコウ
C1 ケミコン10μF/25V 25YK10   Ruby-con 1  
C2,C4,C9 セラコン 0.01μF CCDC50V103*10   3 103
C3 セラコン 20pF CCDC50V20P*10   1 ヨウ調整チョウセイ
C5,C6,C7 セラコン 10pF CCDC50V10P*10   3  
C8 セラコン 47pF CCDC50V47P*10     1  
IC1 RFヨウIC   SA602AN/01.112   NXP 1  
J1 Mカタレセプタクル   V-7511K-T   1 ANT
J2 絶縁ゼツエンターミナ   TM505キ   MSK 1 OUT1
J3 BNCコネクタ(メス)         1 不要フヨウ
T1 FCZコイル   FCZ07S144   FCZ 1 144MHz
T2 FCZコイル   FCZ07S50   FCZ 1 50MHz
T3 FCZコイル   FCZ07S80   FCZ 1 80MHz
X1 水晶スイショウ振動シンドウ   14MHz     1  
  ケース   MB2   TAKACHI 1  
  ユニバーサル基板キバン LUPCB-7247-NS   Linkman 1  
  電池デンチケース   BH3412B   Linkman 1  
  電池デンチスナップ   006PI   Linkman 1  
  ビス、スペーサルイ       1シキ  
注意チュウイ
セラコンはすべて10りの型番カタバン
製作セイサク
ユニバーサル基板キバンにて「とりあえず、実験ジッケン」をしてみました。
実験ジッケンにプリント基板キバンにするつもりだったのですが、ユニバーサル基板キバン動作ドウサしてしまった
ので、そのままです。
写真シャシン1に内部ナイブ様子ヨウスシメします。
実験ジッケンのつもりだったのでICの実装ジッソウにはICソケットをモチいています。
製作セイサクされるカタはICソケットをモチいないほうがいです。
配線ハイセン極力キョクリョクコンパクトに部品ブヒン配置ハイチオコナい、ミジカ配線ハイセンします。
配線ハイセンナガトクにコンデンサ)がナガいと2の回路カイロ定数テイスウではうまく動作ドウサしないかもしれません。
モチいた基板キバンサイズは「72×47サイズ」ですが、写真シャシン1のように基板キバン面積メンセキの1/3くらい
オサまるようにコンパクトにしています。
コイル(T1〜T3)のシールドケース
3のように「ツメをヨコ方向ホウコウげて」
メッキセントウ部品ブヒンアマったリードセンでも
利用リヨウして基板キバンのGNDラインに接続セツゾク
(はんだけ)します。
ケースはTAKACHIのMB2をモチいました。
ケースしでもいとオモいますが、基板キバン
しですとトラブルのモトです。
なるべくならケース収納シュウノウをおススめします。
調整チョウセイ
局部キョクブ発振ハッシンキョクハツ
キョクハツテストポイントTPにオシロスコープを接続セツゾクして確認カクニンすれば簡単カンタンオコナうことが
出来デキますが、オシロスコープしでの方法ホウホウ4シメします。
4のような「高周波コウシュウハプローブ」を用意ヨウイ製作セイサク)します。
高周波コウシュウハプローブは高周波コウシュウハ交流コウリュウ信号シンゴウ)をDC(直流チョクリュウ)に変換ヘンカンするもので、このDC電圧デンアツ
確認カクニンすることで発振ハッシン有無ウム確認カクニンします。
高周波コウシュウハプローブはコンデンサとダイオードがカク2回路カイロ規模キボですから、エアバンド
コンバータの基板キバンウエんでもいとオモいます。
なお、ショットキダイオードはゲルマダイオードでも代用ダイヨウです。
C3は筆者ヒッシャ場合バアイ固定コテイコンデンサ20pFとし、T2のコアを調整チョウセイしましたが、モチいる水晶スイショウ
振動シンドウによってはこのコンデンサ容量ヨウリョウ発振ハッシンしない可能性カノウセイがあります。
そこで、C3には「トリマーコンデンサ30pF」をモチい、T2のコアはスコハイった状態ジョウタイして
おきます。
トリマーコンデンサをまわすと、どこかのポイントでテスターのメーターがれ、
これにより発振ハッシンしているかの確認カクニン出来デキます。
メーターがれない場合バアイは、T2のコア位置イチウゴかし、再度サイド、トリマーコンデンサを調整チョウセイ
します。
それでも発振ハッシンしていないようでしたら水晶スイショウ振動シンドウチガ型番カタバンにして確認カクニンします。
筆者ヒッシャ場合バアイ型番カタバン(メーカー)のコトなる水晶スイショウ振動シンドウを3種類シュルイ確認カクニンしてみたところ1シュのみ
発振ハッシン出力シュツリョクチイさいものがありました。
5に筆者ヒッシャ調整チョウセイデータをシメします。
アナログテスタの場合バアイ機種キシュ測定ソクテイレンジにより発振ハッシン出力シュツリョク測定値ソクテイチコトなります。
また、発振ハッシン出力シュツリョク調整チョウセイポイントは5のように最大サイダイ出力シュツリョクではなく、「やや、がったポイント」
にします。発振ハッシンレベルとコア(またはトリマーコンデンサ)の調整チョウセイでレベルが変化ヘンカしますが、
ゆるやかなカーブ(傾斜ケイシャガワスコがったポイントにします。
デジタルテスタの場合バアイ、このカーブ(特性トクセイ)が直感的チョッカンテキ判断ハンダンしづらいのですが、アナログ
テスタではこの特性トクセイかります。
調整チョウセイヨウ簡易カンイ信号シンゴウ発生器ハッセイキツク
受信ジュシン感度カンド調整チョウセイには「なんらかの信号シンゴウゲン」が必要ヒツヨウです。
そこで、簡単カンタンツクれる「簡易カンイ信号シンゴウ発生器ハッセイキ紹介ショウカイします。
6が回路カイロで、以前イゼンにレポートした「LTC1799」をモチい、タイマーICの「LMC555」と
せて、120MHz近辺キンペン発振ハッシンするものです。
※LTC1799使用シヨウレポート はこちらです
LMC555によりヤク1KHzを発振ハッシンさせ、この信号シンゴウでLTC1799をON/OFF制御セイギョします。
LTC1799の最高サイコウ発振ハッシン周波数シュウハスウは30MHz近辺キンペンです。この波形ハケイ矩形クケイですから、
基本キホン発振ハッシン周波数シュウハスウ成分セイブンホカに2バイ、3バイ、4バイ・・・などの「高調コウチョウナミ」をフクんでいます
タトえば、30MHzを発振ハッシンさせれば、4バイ高調コウチョウナミ
30MHz×4=120MHz
成分セイブンがありますから、これを調整チョウセイヨウ信号シンゴウゲンモチいようというわけです。
LTC1799からの信号シンゴウのみでは「変調ヘンチョウ」がかかっていません。これですと、LTC1799からの
信号シンゴウなのか判別ハンベツしにくいので、LMC555からのヤク1KHzの信号シンゴウでON/OFFさせると
受信ジュシンした場合バアイ「ピーー」というような復調フクチョウオトになります。
スイッチS100はLTC1799の発振ハッシン周波数シュウハスウ確認カクニンするための切換キリカエスイッチで「OFFガワ」に
するとLTC1799のみの発振ハッシン出力シュツリョクになり、これを周波数シュウハスウカウンターで確認カクニンします。
最近サイキン安価アンカなディジタルテスタでも30MHzくらいはカウントする機種キシュもあるようですから、
周波数シュウハスウ確認カクニンヨウにこのようなテスタを利用リヨウすることも可能カノウです。
LTC1799からの出力シュツリョク(OUT)はこのままでオオきなレベルなので、どこにも接続セツゾクしません。
▼ LTC1799 はこちら
▼ LMC555 はこちら
受信ジュシン感度カンド調整チョウセイ
7に要領ヨウリョウシメします。
モチいる周波数シュウハスウカウンターは入力ニュウリョクインピーダンスはタカいことがノゾまれ機種キシュによっては安価アンカ
なディジタルテスタの周波数シュウハスウカウンター機能キノウ使ツカえます。
手順テジュン
@最大サイダイ感度カンドにしたい周波数シュウハスウめる。
  筆者ヒッシャ場合バアイ、125MHz近辺キンペン
A簡易カンイ信号シンゴウ発生器ハッセイキのS100をOFFにし、LTC1799の出力シュツリョク周波数シュウハスウが31.25MHz
 となるようにVR100を調整チョウセイ。(つまり、31.25MHz×4=125MHz)
BS100をONし、エアバンドコンバータからのANTセン(20cmほどのセン)を簡易カンイ
 信号シンゴウ発生器ハッセイキチカづける。
CFMラジオのチューニングダイヤルを83MHz近辺キンペンして「ピーー」という
受信ジュシンオトることを確認カクニンする。
 この場合バアイ、ANTセン簡易カンイ信号シンゴウ発生器ハッセイキチカづけすぎるとFMラジオの83MHz
近辺キンペン以外イガイでも受信ジュシンできてしまうので、ANTセンスコトオざけて83MHz近辺キンペン
でしか受信ジュシンできないように調整チョウセイ
DT1,T3を調整チョウセイし、FMラジオからの受信ジュシンオト最大サイダイとなるようにする。
テキスト ボックス: 注意
用いるFMラジオは「アナログ方式」が適しています。
また、ラジオのロッドアンテナは伸ばさないでエアバンドコンバータ
からの出力(線)をラジオ本体に1〜2回巻きつける
測定ソクテイ結果ケッカ
出来上デキアがった試作シサクの「変換ヘンカン利得リトク」をグラフ1にシメします。
125MHzで最大サイダイ感度カンドとなるように調整チョウセイしたアト結果ケッカです。
120MHz〜130MHzのアイダで、ほぼ、10dB以上イジョウ利得リトクです。
周波数シュウハスウ 変換ヘンカン利得リトク
120 9.8
121 11.4
122 12.5
123 13.6
124 14.2
125 14.5
126 14.1
127 13.4
128 12.3
129 11
130 9.5
特性トクセイ1に120MHzを受信ジュシンした場合バアイ周波数シュウハスウ変換後ヘンカンゴ(OUT2にて観測カンソク)のスペクトラムを
シメします。
受信ジュシン信号シンゴウFr=120MHz、Fosc=42MHzですから、Fout=Fr±Fosc=120MHz±42MHz
となり、78MHzと162MHzの成分セイブン観測カンソク出来デキています。
ただし、T3にてFM放送ホウソウタイ同調ドウチョウしていますから、この成分セイブン増幅ゾウフクされ、Fr+Foscの
成分セイブン減衰ゲンスイされています。
◎アンテナをツク
○グランド・プレーン・アンテナ
航空機コウクウキまたは基地局キチキョク相手アイテ受信ジュシンではどの方角ホウガクから電波デンパんでいるかかりません。
そこで、受信用ジュシンヨウのアンテナとしては「無指向性ムシコウセイ」のほうが有利ユウリです。
色々イロイロとアンテナをどうするかカンガえたあげく、今回コンカイは「グランド・プレーン・アンテナ」をツクって
みました。
8にグランド・プレーン・アンテナの構造コウゾウシメします。
このアンテナは指向性シコウセイで、垂直スイチョクっている「ラジエータ」と水平スイヘイ方向ホウコウ(または傾斜ケイシャ)の
「ラジアル」で構成コウセイされ、ラジアルがGNDのわりになり本数ホンスウ複数フクスウです。
ラジアルの角度カクドによりアンテナとしてのインピーダンスが決定ケッテイされ、ヤク140°で50Ω近辺キンペン
になります。
また、ラジエータおよびラジアルのナガさは9 a ) のように原理的ゲンリテキには「1/2λ」になりますが、
実際ジッサイには若干ジャッカンミジカめになり、125MHzの場合バアイでの計算ケイサン結果ケッカ9 b ) にシメします。
製作セイサク
10に各部カクブ材料ザイリョウシメします。
ラジアルとラジエータに金属キンゾクパイプをモチいることにしましたが、ナガ調整チョウセイする必要ヒツヨウがあります。
とりあえず、ホームセンターで材料ザイリョウ物色ブッショクしたところ、「都合ツゴウ材料ザイリョウ」をつけました。
伸縮シンシュク方法ホウホウははんだけによる方法ホウホウカンガえていたのですが、ドウパイプ(中空チュウクウ)のΦ3はΦ4に
そのままオサまり、すこしぐらいではちません。
これなら伸縮シンシュク調整チョウセイ便利ベンリということでラジエータはこの構造コウゾウです。
注意チュウイ:Φ3がΦ4のパイプにオサまるとはカギりません。筆者ヒッシャがホームセンターで購入コウニュウした
ものは丁度チョウドオサまりました)
ラジアルは真鍮シンチュウ(しんちゅう、黄銅オウドウ)のΦ3です。トク真鍮シンチュウにこだわる必要ヒツヨウはありません。
オナじΦ3のパイプではドウより真鍮シンチュウのほうが価格カカクヤスかったので真鍮シンチュウ採用サイヨウしています。
エンビパイプは同軸ドウジクケーブルの保護ホゴ固定コテイヨウモチいています。
固定コテイヨウとしては若干ジャッカン不十分フジュウブンで、スコ工夫クフウ必要ヒツヨウです。
(これしかオモいつかなかった)
以下イカ各部カクブ組立クミタテ説明セツメイします。
11 ラジエータをはんだけ)
中空チュウクウのΦ4ドウパイプをヤク50cmにカットしたものをMカタ同軸ドウジクコネクタ(メス)に
はんだけします。
12  ラジアルを圧着アッチャク端子タンシにはんだけ)
計算値ケイサンチは58.4cmですが、圧着アッチャク端子タンシオオきさを考慮コウリョし、Φ3の真鍮シンチュウパイプ
中空チュウクウではない)をヤク57.5cmにカットしたものを「R5.5-4」の圧着アッチャク端子タンシ
差込サシコミ圧着アッチャクノチにはんだけします。ラジアルは4ホン(4方向ホウコウ)です。
13  ラジアルの固定コテイ
ラジアルを同軸ドウジクコネクタ4箇所カショアナにビスめします。
このトキ、1箇所カショ同軸ドウジクケーブルのアミセン接続セツゾクヨウに「アースラグ」を1トモ
しておきます。
14  同軸ドウジクケーブルの配線ハイセン
同軸ドウジクケーブルをコネクタにはんだけ。
○アンテナ調整チョウセイ
ラジエータのナガさを調整チョウセイし、希望キボウ周波数シュウハスウ共振キョウシンするようにします。
筆者ヒッシャ場合バアイ、「リターンロス」をながら125MHz近辺キンペン調整チョウセイしました。
この調整チョウセイには測定ソクテイ必要ヒツヨウになるのですが、ほぼ、当初トウショ設計セッケイアタイどおりでいとオモいます。
地上チジョウ室内シツナイ調整チョウセイ屋外オクガイ設置セッチすると若干ジャッカンずれます。
参考サンコウとしてグラフ2に設置セッチのリターンロス特性トクセイシメします。
121MHz近辺キンペン共振キョウシンテンになっていますが、受信ジュシンヨウですからこれでとしています。
写真シャシン2にアンテナ外観ガイカンを、写真シャシン3に設置セッチ風景フウケイシメします。
使用シヨウカン
感度カンド
感度カンドいです。(ただし、モチいるアンテナによる)
モチいるFMラジオは「アナログ方式ホウシキ」が必要ヒツヨウで、なるべく「感度カンドワル機種キシュ」がい。
あまり、感度カンドワルいFMラジオはないようですが、ラジオ内蔵ナイゾウのロッドアンテナを
たたんだ状態ジョウタイでも、筆者ヒッシャ場合バアイ地元ジモトFMキョク受信ジュシンできてしまうので、ラジオ内部ナイブ
アンテナ配線ハイセン切断セツダンしてモチいています。
FMラジオの感度カンドすぎるとFM放送ホウソウ邪魔ジャマ
写真シャシン4のラジオは感度カンドワルくありませんが、チューニングがラクなのでエアバンドコンバータ
とは相性アイショウいです。
自作ジサクアンテナのほうが感度カンドさそう
市販シハンディスコーンアンテナと比較ヒカクしました。定量的テイリョウテキなデータはれていませんが、
周波数シュウハスウによっては、あきらかに自作ジサクアンテナのほうが感度カンド結果ケッカです。
スコ自慢ジマン!!)
ラジアルは圧着アッチャク端子タンシモチいてける構造コウゾウですが、圧着アッチャク端子タンシ意外イガイヤワらかく、
角度カクド調整チョウセイ強度的キョウドテキスコヨワいです。
ツヨカゼけるとラジアル角度カクドわる心配シンパイがあり、なんらかの工夫クフウ必要ヒツヨウです。
アンテナにカカわる材料費ザイリョウヒ金属キンゾクパイプ以外イガイ手持テモ部品ブヒン廃材ハイザイ利用リヨウしましたので、
ドウパイプと真鍮シンチュウパイプの購入コウニュウ費用ヒヨウヤク1400エンほどでした。
◎まとめ
感度カンドには満足マンゾク
ただし、市販シハンのディスコーンアンテナトウ、ちゃんとしたアンテナが必要ヒツヨウです。
市販シハンヒンナカでは
第一ダイイチ電波デンパ工業コウギョウ  D130
第一ダイイチ電波デンパ工業コウギョウ  D190
などがあります。詳細ショウサイはメーカーのデータシートを参照サンショウネガいます。
筆者ヒッシャ市販シハンディスコーンアンテナは20ネンほどマエ購入コウニュウしたもので、現在ゲンザイ場所バショ設置セッチして
から8ネンほどちます。さすがにメーカーセイ頑丈ガンジョウなものです。
製作セイサクアサから夕方ユウガタまで航空コウクウ無線ムセン受信ジュシンし、これがBGMがわりになってしまい、
かなり「アヤしいヒト」になっています。
周波数シュウハスウ変換後ヘンカンゴ復調フクチョウ市販シハンのFMラジオにタヨ構成コウセイでしたが、いっそのこと17のように
「ジャンクラジオ改造カイゾウのラジオ」をオヤ受信ジュシンとして一体化イッタイカした「ハンディタイプのエアバンドレシーバ」
とすれば空港クウコウチカくにって受信ジュシンすることも可能カノウです。
SA602Aをモチいてエアバンドコンバータを製作セイサクしましたが、ホカ応用オウヨウ色々イロイロカンガえられます。
17のエアバンドレシーバもてがたいところで、これをツクると、ますます「アヤしいヒト
になってしまいます。