デジタルICを用いた電子ブザー その1
方形ホウケイナミCR発振ハッシン回路カイロ
デジタルICをモチいた「方形ホウケイナミCR発振ハッシン回路カイロ構成コウセイ簡単カンタンで「インバータIC」をモチいた
回路カイロレイ1にシメします。
抵抗テイコウRとコンデンサCによる「充放電ジュウホウデン」を利用リヨウしたもので、出力シュツリョクAはONとOFFをカエ
発振ハッシンになります。
このようにCRの充放電ジュウホウデン特性トクセイにより発振ハッシン周波数シュウハスウまり正確セイカクにはモチいるIC(TTLまたは
CMOSの入出力ニュウシュツリョク特性トクセイ)と電源デンゲン電圧デンアツカカわります。
TC4069、TC4011をモチいた場合バアイ発振ハッシン周波数シュウハスウを@シキシメします。
▼TC4069
▼TC4011
注意チュウイ電源デンゲン電圧デンアツにも左右サユウされますが、あくまでも@シキ目安メヤスカンガえてください。
タトえば、C = 0.01μF、R = 100KΩとすれば、
電子デンシブザーに応用オウヨウする
タトえば、発振ハッシン周波数シュウハスウを1KHzなどに設定セッテイし、これをスピーカ(または圧電アツデンスピーカ)に接続セツゾク
すれば「ピーーー」となるような電子デンシブザーになります。2に回路カイロレイシメします。
この場合バアイ、8ΩなどのスピーカではCMOS-ICで直接チョクセツ駆動クドウできませんので、トランジスタで
電流デンリュウ増幅ゾウフク」し、スピーカをらしています。
発振ハッシン制御セイギョする
2ではNOT(インバータ)をモチいましたが、NANDゲートでも構成コウセイすることが出来デキます
ヒョウ1にNANDの真理値表シンリチヒョウシメします。
NANDは3のように2つの入力ニュウリョクオナじに ヒョウ1  NANDの真理値表シンリチヒョウ
すればNOTです。 A B Y
0 0 1
0 1 1
1 0 1
1 1 0
タトえば、4のようにNANDで構成コウセイすることが出来デキ、この場合バアイ「CONT入力ニュウリョク」を制御セイギョする
ことにより発振ハッシンまたは発振ハッシン停止テイシにすることが出来デキます。
◎2つのオト
原理ゲンリ
NANDゲートをモチいた発振ハッシン回路カイロ応用オウヨウとして、「ピーーポーーピーーポーー」のような
2つのオト交互コウゴ発生ハッセイする効果コウカオト製作セイサクしてみました。
5にブロックシメします。
「ピーーオト」と「ポーーオト」を発生ハッセイする発振ハッシン回路カイロ用意ヨウイし、これを切換キリカエ信号シンゴウにより交互コウゴ
オト発生ハッセイさせるものです。
「ピーーオト」は切換キリカエ信号シンゴウの「L」で発振ハッシンし、「ポーーオト」は「H」で発振ハッシン、これを加算カサンします。
加算カサンはロジックテキ表現ヒョウゲンすると「OR」(オア)で、この出力シュツリョクでスピーカを駆動クドウすれば、
「ピーーポーーピーーポーー・・・・・・」のような効果コウカオトになります。
回路カイロ
6のように切換キリカエ信号シンゴウを「ヤク1Hz」としてみました。
ピーオトは「ヤク1.28KHz」、ポーオトは「ヤク1.06KHz」です。
オト感覚カンカク個人差コジンサがありますから、これら3つの発振ハッシン周波数シュウハスウ調整チョウセイし、コノみのオトにします。
D1、D2、R7はダイオードによる「OR回路カイロです。
ヒョウ2  ORの真理値表シンリチヒョウ
A B Y
0 0 0
0 1 1
1 0 1
1 1 1
電源デンゲンは「+4.5V」(タン3電池デンチ3ホン想定ソウテイ)で、R9は過大カダイ電流デンリュウがトランジスタQ1にナガれない
ようにするための「電流デンリュウ制限セイゲン抵抗テイコウ」です。
TC4011BPの動作ドウサ電源デンゲン電圧デンアツは「3V〜18V」です。4.5V以上イジョウ電源デンゲン電圧デンアツ場合バアイ、Q1に
過大カダイ電流デンリュウナガれないようにR9の定数テイスウ変更ヘンコウ必要ヒツヨウになります。
なお、Q1のhFEは「GRランク」です。Yランクの場合バアイ、スピーカ駆動クドウがぎりぎりになるかも
しれません。
製作セイサク
いきなり、ユニバーサル基板キバンむ(製作セイサク)より、「ブレッドボード」でオト確認カクニン調整チョウセイ
オコナうことをおススめします。
写真シャシン1に実験ジッケン風景フウケイシメします。