電子ボリュームIC |
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1.概要 |
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電子ボリュームは従来の機械式ボリュームと異なり、マイコン等によりボリューム制御 |
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が行えるデバイスで、音響効果、オーディオミキシング等いろいろな使い方に利用され |
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ています。 |
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ボリューム制御(減衰量)はアナログ信号で行うもの、または、デジタル信号で行うもの |
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があります。 |
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図1にデジタル信号で制御する場合のブロック図例を示します。 |
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この例ではボリューム制御(音量調整およびMUTE機能等)はデジタル信号によるシリアル制御 |
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で行っています。 |
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図1 ブロック図(例) |
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可変し(減衰量は電子ボリュームICの仕様により異なります)、例えば、1dBステップ |
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でシリアル制御出来ます。 |
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2.応用例 |
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図2に応用例として、「ワイヤレス電子ボリューム」の構成例を示します。 |
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この例では、赤外線通信(リモコン)により、離れた所からボリューム値をコントロール |
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出来ます。 |
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写真1にこの装置の外観を示します。 |
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(マルツメイク館で過去に行った製作講座の1つです) |
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図2 ワイヤレス電子ボリューム構成例 |
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写真1
3.製品例
製品例を表1に示します。 表1 製品例
型番 |
メーカー |
電源電圧 |
制御 |
減衰量 |
減衰ステップ |
チャンネル数 |
パッケージ |
NJW1159D |
新日本無線 |
±4.5~±7.5 |
シリアル |
1dB |
2 |
DIP16 |
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LM1971N |
NS |
+4.5~+12 |
シリアル |
1dB |
1 |
DIP8 |
NS:ナショナルセミコンダクタ
詳細は各メーカーのデータシートを参照願います。