平ラグ板
1.概要
平ラグ板は写真1のように「絶縁物」の板に「端子金具」を取り付けたもので、
この端子金具を利用して部品を固定、はんだ付け出来るものです。
また、金具間の取り付けピッチもいろいろあり、「2.54mmピッチ」ではない部品の実装、はんだ付けには便利です。
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2.製作例
平ラグ板を利用した製作例を以下に紹介します。
図1にAMラジオ用1チップIC「LMF501T」を用いたAMラジオの回路図を示します。
ポリバリコンVC1、バーアンテナL1、トランスT1などのように少しサイズが大きい部品
実装は平ラグ板を用いると実装が楽です。
図2に「実体配線図」、写真2に完成見本を示します。
各部品は端子金具にはんだ付けし、隣の端子金具への配線(接続)はメッキ線を
利用し、配線間が長い場合は線材により配線しています。
部品も平ラグ板に実装しています。
図2 実体配線図