Arduinoウノ(Uno)　− Arduino USBベーシックボードの最新版です。
標準USBケーブルでコンピュータと接続でき、プログラムして、ボードを使うためのすべてが含まれます。これをいろいろなシールド品（特定の個別機能を持つドーターボード）で拡張ができます。これは、Arduino Duemilanove (Arduino 2009)と同じものですが、USB−シリアル通信チップは「ATMega16U2」になりました。また、基板上のシルクラベルで入力と出力が区別し易くなりました。概要ArduinoウノはATmega328に基づくマイクロコントローラボードです。14個のデジタル入力／出力ピン（そのうち6個はPWM出力に使用可能）、6個のアナログ入力ピン、16MHz水晶オシレータ1個、USBコネクタ1個、電源ジャック1個、ICSPヘッダ1個、リセットボタン１個が付いています。マイクロコントローラに必要なすべてが含まれていて、USBケーブルでコンピュータに接続するか、ACアダプタかバッテリで電源を取り、起動するだけです。「ウノ」が先行のボードと違っているのは、USB−シリアル通信チップにFTDIを使っていないということです。代わりに、USB−シリアル通信コンバータとしてプログラムしたAtmega16U2を実装しています。「ウノ」とは」イタリア語の「1」です。近くリリース予定の「Arduino 1.0」からその名前を取りました。「ウノ」と「Arduino 1.0」は今後のArduinoの代表バージョンとなって行くものです。「ウノ」はUSB−Arduinoボードの最新版で、Arduinoプラットフォームの代表モデルなのです。

マイクロコントローラ	ATmega328
作動電圧	5V
入力電圧（推奨）	7-12V
入力電圧（範囲）	6-20V
デジタルI/Oピン	14 (そのうち6ピンは PWM出力)
アナログ入力ピン	6
I/OピンあたりDC電流	40 mA
3.3VピンあたりDC電流	50 mA
フラッシュメモリ	32KB（ATmega328）
	−0.5KBはブ−トローダで使用
SRAM	2 KB (ATmega328)
EEPROM	1 KB (ATmega328)
クロック速度	16 MHz

＊Arduino公式サイト（http://arduino.cc/）にアクセスしてArduino IDE（フリー）をダウンロードしてパソコンにインストールして下さい。本製品とパソコンはUSBケーブル１本で接続します。Arduino IDEはスケッチ（プログラム）の作成、コンパイル、書き込み等、開発ツール一式を含んでいます。接続してすぐに動作確認のできるLED点滅スケッチや標準シールドを接続するだけでプログラミング不要で動作可能なサンプルスケッチなども付属しています。詳しくは公式サイトか関連書籍でご確認下さい。