トランジスタ技術SPECIAL 抵抗&コンデンサー活用ノート(SP No.102)【ISBN9784789849029】 ※在庫限り品

トランジスタ技術SPECIAL 抵抗&コンデンサー活用ノート(SP No.102)【ISBN9784789849029】 ※在庫限り品

メーカー名:
型番:
ISBN9784789849029
品質ランク:
M1

トランジスタ技術SPECIAL 抵抗&コンデンサー活用ノート(SP No.102)【ISBN9784789849029】の概要

電子回路を構成する電子部品は、マイコンなどの能動部品と抵抗やコンデンサ、そしてコイルなどの受動部品に分けられます。
なかでも抵抗とコンデンサは、もっとも多く使われている受動部品で回路設計に不可欠な部品です。
「たかが抵抗、たかがコンデンサ」とあなどるなかれ!種類の選択を誤ったり、不適切な使い方をすると、回路が動かなかったり、性能が出ないなどのトラブルに見舞われます。

本書は、抵抗とコンデンサの活用をテーマに、フレッシャーズにとって欠かせない基礎知識と使用に際してのノウハウを解説した入門書です。
忙しいフレッシャーズの方々のために、できるだけテーマを細かく分けて解説しました。
また、図や写真を多用しているので、必要な知識を短時間で習得できます。


目次

 用途に応じた使い分けが一目で分かる
第0章 抵抗/コンデンサの種類と外観、その実装

 0-1 抵抗の種類と外観
  よく使われる品種を網羅
 0-2 コンデンサの種類と外観
  よく使われる品種を網羅
 0-3 写真で見る抵抗とコンデンサの実装
  抵抗/コンデンサはどのように取り付けられているのだろう

 単位、記号、E系列、定格電力、許容差、温度係数、定格電圧を理解しよう
第1章 抵抗器の基礎の基礎

 1-1 抵抗器の種類と特徴
  タイプ別の特徴を知り、うまく使いこなすために
  コラム ゼロ・オーム抵抗器って何?
 1-2 抵抗の単位
  抵抗の大きさはどのように表し、使われるのだろう
 1-3 抵抗の記号
  実際に使われる記号は教科書、雑誌、職場で異なる
 1-4 抵抗の系列とカラー・コード
  抵抗値の数値の種類や表示方法を知っておこう
 1-5 抵抗の定格電力とは
  最大定格ぎりぎりの設計は事故のもと
  コラム もう一つの部品選択(1)~フレッシュな技術者たちへ~
 1-6 抵抗の精度と許容差
  許容差の表示方法と精度の限界を知っておこう
  コラム もう一つの部品選択(2)~パルス電流と抵抗の電力損失~
 1-7 抵抗の温度係数
  極寒の冬場から、猛暑の夏場まで所望の性能を保つために
  コラム もう一つの部品選択(3)~抵抗の定格電力マージンの取り方~
 1-8 抵抗器の定格電圧と最高使用電圧
  抵抗器は使える最大の電圧が決まっている
  コラム もう一つの部品選択(4)~リード加工済み抵抗で実装費用を削減~
 1-9 抵抗器の周波数特性と雑音
  高周波になると抵抗の値は変わってくる

 いろいろな抵抗の種類、オームの法則、キルヒホッフの法則を理解しよう
第2章 「抵抗器」実用のためのコモンセンス

 2-1 チップ抵抗器の基礎知識
  高密度実装やマイクロ波帯の受動素子として活躍
 2-2 炭素皮膜抵抗器の基礎知識
  昔から使われてきた安価で使いやすい抵抗
 2-3 金属皮膜系抵抗器の基礎知識
  高精度で安定であり、厚膜タイプはチップ・タイプの主流
  コラム もう一つの部品選択(5)~外部接続部分の抵抗選定~
 2-4 可変抵抗器の基礎知識
  任意の抵抗値を得る、電圧調整など用途が広い
 2-5 大電力、大電流用抵抗の種類と使い方
  電力が大きな回路には、放熱機能付きの抵抗が必要
 2-6 オームの法則とキルヒホッフの法則
  抵抗と電圧、電流を結びつける基本法則
  コラム 回路ドキュメントの目的と定数設計の意義
 2-7 抵抗の組み合わせ方
  あり合わせの抵抗を使って所望の値を得る方法
  コラム マイコン回路の抵抗器の選び方
 2-8 抵抗器のトラブル事例
  たかが抵抗とあなどるなかれ、油断は大敵!
  コラム プルアップ、終端回路に使われる集合抵抗器

 単位、記号、系列と表示、精度と許容差、温度係数、定格電圧を理解しよう
第3章 コンデンサの基礎の基礎

 3-1 コンデンサの原理と種類
  用途によって使い分けることがポイント
  コラム 確実に動作するリセット回路の設計(1)
 3-2 コンデンサの単位
  静電容量/キャパシタンスと呼ばれる量について考える
  コラム 確実に動作するリセット回路の設計(2)
 3-3 コンデンサの記号
  回路図シンボルは機能と品種を反映している
  コラム 確実に動作するリセット回路の設計(3)
 3-4 コンデンサの系列と表示方法
  コンデンサの値もE系列を使うなど、抵抗と似ている
 3-5 コンデンサの精度と許容差
  表示値と実際の容量の違いを知っておこう
 3-6 コンデンサの温度係数
  温度により容量が増えることもあれば減ることもある
 3-7 コンデンサの定格電圧と耐圧
  機器の信頼性を高め、思わぬ事故を防ぐために
  コラム 確実に動作するリセット回路の設計(4)
 3-8 コンデンサの周波数特性
  低周波が得意なコンデンサと高周波に適したコンデンサがある
  コラム 確実に動作するリセット回路の設計(5)

 いろいろなコンデンサの種類、用途と使い方の基本を理解しよう
第4章 「コンデンサ」実用のためのコモンセンス

 4-1 チップ・コンデンサの基礎知識
  ほとんどの種類のコンデンサがチップ化されている
  コラム 豆知識 マンハッタン現象
 4-2 電解コンデンサの基礎知識
  大容量で安価だが、極性があり、耐圧や寿命への配慮が必要
 4-3 セラミック・コンデンサの基礎知識
  電源から高周波まで多くの用途で使われる
  コラム 確実に信号を読み込めるマイコンの入力回路
 4-4 フィルム・コンデンサの基礎知識
  リークが少なく、信頼性が高いので高精度回路に好適
 4-5 可変コンデンサの基礎知識
  容量値が調節できるので共振回路などに不可欠
 4-6 電力用コンデンサの基礎知識
  高効率な電力回路に欠かせないエネルギの貯蔵庫
 4-7 コンデンサの組み合わせ方
  所望の容量が得られないとき、耐圧が不足するときの手法
  コラム リセット回路の信号ディレイへの応用
 4-8 コンデンサの用途と使い方
  タイプ別の特徴を知り、うまく使いこなすために
 4-9 コンデンサのトラブル事例
  たかがコンデンサとあなどるなかれ

 まず実験し結果から動作を理解する
第5章 コンデンサの実験

 5-1 コンデンサの動作イメージをつかもう
  抵抗は分かるけれどコンデンサはちょっと、という人のために
 5-2 直流回路におけるコンデンサのふるまい
  実験してみよう
 5-3 交流回路におけるコンデンサのふるまい
  実験してみよう
  コラム スイッチング電源に見るCとLの動作
 5-4 コンデンサに流れる電流
  実験結果からコンデンサの動作を考える

 実験とシミュレーションで学ぶ
第6章 コンデンサのふるまい

 6-1 コンデンサの充電と放電を確かめる
  抵抗とコンデンサの回路に直流電圧を加えて実験
  コラム コンデンサの極板間に電流は流れるか?
  コラム 最初のコンデンサ
 6-2 充放電時の電圧と電流の変化のようすを確かめる
  シミュレーションで解析
 6-3 電圧と電流の位相の関係を確かめる
  コンデンサに交流電圧を加えるとどうなるか
 6-4 コンデンサのインピーダンスを確かめる
  交流信号に対してコンデンサはどう働くか
 6-5 ロー・パス・フィルタとハイ・パス・フィルタを確かめる
  抵抗とコンデンサを組み合わせた回路のふるまい
  コラム 摩擦電気の発見からコンデンサの発明まで

 材料や構造による特徴を把握しておこう
第7章 抵抗/コンデンサのいろいろとスペック

 7-1 固定抵抗器の性能を表す11種のパラメータ
  プロなら押さえておきたい
 7-2 厚膜型チップ抵抗の性能と限界、性能が不足したときの対策
  ほとんどの用途に使える抵抗器
  コラム 水晶振動子を使ったクロック発生回路の設計(1)
 7-3 コンデンサの性能を表す14種のパラメータ
  プロなら押さえておきたい
  コラム 水晶振動子を使ったクロック発生回路の設計(2)

 実際のA-D変換回路とVCO回路に学ぶ
第8章 コンデンサの選択事例~アナログ回路編~

 8-1 A-D変換回路のコンデンサの選び方
  DC~200kHzで使用する
  コラム セータとシャツでコンデンサ
  コラム アルミ電解コンデンサとタンタル・コンデンサの必須知識
 8-2 電圧制御発振器とループ・フィルタの場合
  300MHz帯で使用する
  コラム 温度補償用コンデンサと可変容量ダイオード
  コラム 積層セラミック・チップ・コンデンサ実装上の注意点
  コラム アクティブ・フィルタの方式は何が良い?

 使用できる周波数限界を実験で確かめる
第9章 コンデンサの選択事例~高周波回路編~

 9-1 高周波回路で使われるコンデンサの役割
  回路例で確かめよう
 9-2 高周波でのコンデンサの周波数特性
  低周波回路との違いを確かめよう
  コラム スミス・チャートの見方
  コラム インピーダンス・マッチングとは
 9-3 コンデンサ1個でフィルタができる?
  コンデンサをLC直列共振回路として考える

 壊れにくくノイズの出ないパワー回路を作るために
第10章 コンデンサの選択事例~電源回路編~

 10-1 抵抗の選択
  回路の目的に合った抵抗を選ぼう
 10-2 コンデンサの選択
  回路の目的に合ったコンデンサを選ぼう
  コラム 用語解説

Appendix
 1 パスコンのうまい選び方
 2 フィルム・コンデンサの使い分け
 3 「パスコン」のインピーダンス周波数特性に関する考察

※掲載されている価格には消費税、各種手数料が含まれておりません。別途消費税およびお支払方法に応じた手数料が必要になります。

※このホームページに掲載されている、記事・写真の一部または全部をそのまま、または改変して利用・転載・転用することを禁じます。

※商品によって販売価格が店頭価格と異なる場合がございます。

※弊社ではお客様が商品を選びやすくするためにデータシートの提供や技術情報、商品画像の表示を行っています。
しかしさまざまな事情により、これらの情報がすべて正確であることを弊社が保証することはできません。
商品の正確な仕様等は各メーカーの最新のデータシートで確認して頂きますようお願いいたします。
また、商品画像につきましても、当アイテムとは異なるイメージ画像を表示している場合がございます。
ご注文の際はくれぐれもご注意願います。また、注文間違いの返品交換は応じかねますのであらかじめご了承下さい。

  • マルツの新提案 プロトファクトリー
  • マルツの新提案 プロトファクトリー
  • マルツの新提案 プロトファクトリー
DigiReelの説明
Page Top

【標準梱包形態】

標準の梱包は、Digi-Keyがメーカーから受け取る最小の梱包サイズです。 Digi-Keyの付加価値サービスにより、最小注文数は、メーカーの標準パッケージより少なくなっている場合があります。 梱包形態(リール、チューブ、トレイなど)は、製品を少量梱包に分割する際に変更される場合がありますので、ご了承ください。

【梱包形態】

テープ&リール

テープ&リールは、メーカーから受け取った未修正の連続テープのリールです。 リーダおよびトレーラとしてそれぞれ知られている最初と最後の空のテープの長さは、自動組立装置の使用を可能にします。 テープは、米電子工業会(EIA)規格に従いプラスチックリールに巻き取られます。 リールサイズ、ピッチ、数量、方向およびその他詳細情報は通常、部品のデータシートの終わりの部分に記載されています。 リールは、メーカーによって決定されたESD(静電気放電)およびMSL(湿度感度レベル)保護要件に従って梱包されます。

カットテープ

カットテープは、ご注文部品の数量を正確に含むリール(上記)から切断された長さのテープです。 カットテープにはリーダーやトレーラーが含まれていないため、多くの自動組立機械には適していません。 テープは、メーカーによって決定されたESD(静電気放電)およびMSL(湿度感度レベル)保護要件に従って梱包されます。

Digi-Reel®

Digi-Reel®はお客様のご要望の数量を連続テープでリールに巻いて販売するものです。Digi-ReelはEIA(米国電子工業会)規格に準拠し、テープには18インチ(約46cm)のリーダーとトレイラーを付けてプラスティックリールに巻いて販売いたします。Digi-Reelはお客様からご注文を頂いてから作成されますが、対応している製品のほとんどは当該製品の在庫から作成され即日出荷されます。在庫不足等の理由で出荷が遅れる場合は、お客様に別途ご連絡を致します。
リール1巻きについて「リーリング手数料」が加算され価格に含まれています。