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LVモジュールを使ったオリジナルアンプの組み合わせ
LVシリーズのモジュールを組み合わせることによって、いろいろなオリジナル商品を作ることができます。
すでに発売されている、組み合わせキットは、Premium、Basic、Miniなどのプリメインアンプですが、 組み合わせによりいろいろな商品を作成することが可能です。
今回はその組み合わせの中から、比較的簡単に作成する事が可能なものをピックアップしてご紹介いたします。
ここでは、細かい部品に至るまで必要な部材とその組み立て方法を詳細にご紹介致しますので、部材さえ揃えれば、すぐに組み立てる事が可能です。
また、オリジナルの商品を作成する場合の参考にして頂ければと思います。
組み合わせ例
1.ハイレゾ対応USB-DAC
ハイレゾに対応したUSB-DACモジュールを使用して、単体のUSB-DACを作成します。
パネルには、スイッチ類は無く、全てパソコンでコントロールできます。
表示として、電源、USB接続、DSD再生のLEDを点灯させています。
このUSB-DACは、PCM384KHz DSD256 まで対応しています。
RCAのLineOutになっていますので、普通のアンプや、LV2.0ーBASIC、LV2.0ーMINIなどに接続することでハイレゾ対応になります。
・LVモジュール組み合わせ 1.ハイレゾ対応USB-DACの製作
2.ハイレゾ対応USB-DAC ヘッドホンアンプ内蔵
1のハイレゾ対応USB-DACにヘッドホンアンプを組み込みます。
USB-DACでアンプに接続してスピーカーから再生することはもちろん、単体でヘッドホンアンプとして使用する事ができます。
LV2.0Premiumに搭載している高音質ヘッドホンアンプキットを搭載しますので、ハイレゾの音をヘッドホンで十分に堪能する事ができます。
・LVモジュール組み合わせ 2.USB-DAC+ヘッドホンアンプ
3.USB-DAC対応プリアンプ
有機EL表示や、リモコンに対応したプリアンプです。
ハイレゾ対応のUSB-DAC、アナログ入力などを切り替えてボリュームコントロールして、パワーアンプへ出力します。
ヘッドホン出力も搭載されています。
・LVモジュール組み合わせ 3.USB-DAC対応プリアンプ
4.プリアンプ
シンプルなプリアンプです。アナログ入力3系統があります。ヘッドホン出力も搭載されています。
高周波部品を使用していないので、ノイズの少ない高音質なプリアンプです。
・LVモジュール組み合わせ 4.プリアンプ
5.フォノイコライザー内蔵プリアンプ
4のプリアンプにフォノイコライザーを搭載したものです。
一体型ですので、レコードプレーヤーを接続してアナログレコードを手軽に楽しむことができます。
・LVモジュール組み合わせ 5.フォノイコライザー内蔵プリアンプ
6.パワーアンプ
シンプルなパワーアンプ単体です。
出力は40W+40Wマイコンなどの高周波なICを搭載していませんので、ノイズが少なく高音質です。
3,4,5のプリアンプと組み合わせることが可能です。
・LVモジュール組み合わせ 6.パワーアンプ
7.フォノイコライザー内蔵アンプ
発売中のLV2.0 MINIやBASICにフォノイコライザーを内蔵させたものです。
プレーヤーとスピーカーを繋ぐだけで、アナログレコードを楽しむ事ができます。
・LVモジュール組み合わせ 7.フォノイコライザー内蔵アンプ
今回紹介しましたアンプの組み合わせ例です。
① 2.ヘッドホンアンプ内蔵USB-DAC + 7.フォノイコライザー内蔵アンプ
アナログプレーヤーとPCのハイレゾ再生、どちらも再生可能な組み合わせです。
② 5.フォノイコライザー内蔵プリアンプ + 6.パワーアンプ
デジタル部分の無く、アナログプレーヤーを高音質で再生する場合の組み合わせです。
リモコンや有機EL表示で高音質ハイレゾ再生が可能な組み合わせです。
④ 2.ヘッドホンアンプ対応USB-DAC + 5.フォノイコライザー内蔵プリアンプ + 6.パワーアンプ
ハイレゾ再生のデジタル系とアナログプレーヤーなどのアナログ系と、パワー段が独立した贅沢な組み合わせです。
上記以外にも様々な組み合わせができます。
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