■オペアンプ回路例 両電源、単電源のACアンプ、DCアンプ

 

    増幅回路

 

d ) の回路について説明します。

単電源の場合は交流信号をそのまま入力するとマイナス方向の信号は動作しませんので、

RB1,RB2によりバイアス電圧をかけます。

 

 

なお、入力抵抗は Zi = R3 // (RB1//RB2)  となりますので、RB1,RB2の値で入力抵抗が低くなり、

入力抵抗値を上げたい場合は図17のようにRCを追加します。

 

 

  Zi = R3 // ( RC + (RB1//RB2) )

 

C2はオペアンプのプラス端子にバイアスをかけていますので

C2が無いと直流分もそそまま増幅してしまいますのでそれを増幅させない目的です。

C2があれば直流に対してはR1が無いように見え、直流に対する増幅度は1です。