テキスト ボックス:       基準電圧IC 使用レポート
      「簡易定電流装置の製作」

                  2009年9月 KY
◎はじめに
基準キジュン電圧デンアツICはADコンバータの基準キジュン電圧デンアツまたは正確セイカクな基準キジュン電圧デンアツが必要ヒツヨウな回路カイロで用モチいられます。
(基準キジュン電圧デンアツICについてはパーツまめ知識チシキを参照サンショウ願ネガいます)
今回コンカイはこのICの応用オウヨウ例レイとして「簡易カンイ定テイ電流デンリュウ装置ソウチ」を製作セイサクしましたので紹介ショウカイします。
◎定テイ電流デンリュウとは
★定テイ電圧デンアツ電源デンゲンと定テイ電流デンリュウ電源デンゲン
定テイ電圧デンアツ電源デンゲンとは図ズ1 a ) のように、
負荷フカRLが変化ヘンカしても負荷フカ電圧デンアツVoは
いつも一定イッテイで変化ヘンカしません。
これに対タイし、定テイ電流デンリュウ電源デンゲンとは図ズ1 b )
のように負荷フカRLが変化ヘンカしても負荷フカ電流デンリュウIo
が一定イッテイになります。
図ズ1で抵抗テイコウRoは電源デンゲン内部ナイブの出力シュツリョク抵抗テイコウ
です。
定テイ電圧デンアツ、定テイ電圧デンアツは言イい方カタを変カえると、
定テイ電圧デンアツ → Roがゼロ
定テイ電流デンリュウ → Roが∞
ということです。
★定テイ電流デンリュウ回路カイロ
定テイ電流デンリュウの回路カイロはいろいろあるのですが、オペアンプと基準キジュン電圧デンアツICを用モチいた方式ホウシキを紹介ショウカイします。
�@吸スい込コみ型カタ
図ズ2 a ) は吸スい込コみ型カタで定テイ電流デンリュウIoの向ムきは図ズのとおりです。
基準キジュン電圧デンアツVrefをオペアンプのプラス端子タンシに加クワえ、オペアンプの「出力シュツリョク〜トランジスタ〜Rs〜オペアンプ」
は「ループ」(負フ帰還キカン)になっていますから、バーチャルショートが成立セイリツします。
したがって、Rsの両端リョウタン電圧デンアツは常ツネにVrefです。これにより、
Io = Vref/Rs
となります。
この方式ホウシキは計測器ケイソクキの「電子デンシ負荷フカ装置ソウチ」で良ヨく用モチいられます。
�A吐ハき出ダし型カタ
図ズ2 b ) はIoの方向ホウコウが「吐ハき出ダし」です。
この方式ホウシキは抵抗テイコウRsの両端リョウタンの電圧デンアツが基準キジュン電圧デンアツVrefと同オナじ値アタイになります。
したがって、定テイ電流デンリュウIoは吸スい込コみ型カタと同オナじように
Io = Vref/Rs
となります。
◎本ホン装置ソウチの応用オウヨウ例レイ
図ズ3に本ホン装置ソウチの応用オウヨウ例レイを示シメします。
定テイ電流デンリュウ値アタイを1mA,2mA,・・・・と切キり替カえられようにし、LEDの明アカるさチェックに用モチいたり、アナログメータ
の感度カンドチェック等トウに用モチいます。
◎基本キホン設計セッケイ
図ズ4に基本キホン部ブの設計セッケイを示シメします。
定テイ電流デンリュウは吐ハき出ダし型カタでD1が基準キジュン電圧デンアツVrefです。
今回コンカイはこの部分ブブンに2.5Vのものを用モチいています。
定テイ電流デンリュウ値アタイは図ズ4のRsを例タトえば100Ωにすれば、
Io = Vref/Rs = 2.5V/100 = 25mA
となります。
今回コンカイはRsの部分ブブンを切キり替カえて、「25mA,20mA,10mA,5mA・・・・」を発生ハッセイします。
◎回路図カイロズ
図ズ5に今回コンカイ製作セイサクの回路図カイロズを示シメします。
電源デンゲンは「単タン3電池デンチを2本ホン」とし、これをDC/DCコンバータIC(TL499A)にて7.5Vに昇圧ショウアツしています。
必要ヒツヨウとなる電源デンゲン電圧デンアツは負荷フカRLと定テイ電流デンリュウ値アタイにより決定ケッテイされます。
9Vの006P電池デンチでも良ヨいのですが、最大サイダイ25mAの定テイ電流デンリュウですので、電池デンチ寿命ジュミョウを考カンガえて
単タン3電池デンチを基本キホンにしています。
定テイ電流デンリュウ値アタイの切換キリカエは図ズ4におけるRs部ブを「12接点セッテンのロータリースイッチ」で切キり替カえます。
これにより、定テイ電流デンリュウ値アタイの設定セッテイは12ポジションです。
各カク電流デンリュウ値アタイのRsの値アタイは、
Rs = Vref / Io
です。例タトえば、 Vref = 2.5V  Io = 5mA であれば、
Rs = 2.5V / 5mA = 500Ω
になります。定テイ電流デンリュウ値アタイの精度セイドは、ほぼ使用シヨウするRsの抵抗テイコウ誤差ゴサで決定ケッテイされます。
今回コンカイは各カクRsに「金属キンゾク皮膜ヒマク抵抗テイコウの±1%品ヒン」を用モチいています。
ただし、定テイ電流デンリュウ500μA以下イカではトランジスタのベース電流デンリュウがIoに対タイして無視ムシできない値アタイになる
ので半ハン固定コテイボリュームにて調整チョウセイします。
オペアンプは電源デンゲンが単タン電源デンゲンですから、単タン電源デンゲン用ヨウの「LM358」を採用サイヨウしています。
※2SA1015-Y
※LM358
※TL431
◎製作セイサク
★基板キバン
サンハヤトの感光カンコウ基板キバンを用モチいてプリント基板キバンで製作セイサクしましたが、図ズ5のように「これだけの回路カイロ」
ですからユニバーサル基板キバンでも簡単カンタンに製作セイサク出来デキます。
★ケース実装ジッソウ
用モチいたケースはTAKACHIの「HA1593-YG」です。(66.5×140×27.6)
電池デンチホルダーが収納シュウノウできる構造コウゾウになっていて、材質ザイシツがプラスチックなので加工カコウが楽ラクです。
このケースに同オナじTAKACHIのチルトスタンド「TI-70S」を追加ツイカして操作性ソウサセイを良ヨくしました。
操作ソウサパネルには市販シハンの「プリンタラベル」を利用リヨウして印刷インサツしたものを貼ハり付ツけています。
写真シャシン1に外観ガイカンと「LEDの明アカるさチェック風景フウケイ」を示シメします。
この例レイでは1mAにてLEDを点灯テントウさせています。
写真シャシン2はケース内部ナイブの様子ヨウスです。
ケース内部ナイブでロータリースイッチ部ブを避サけるスペースを作ツクるのが少スコし難ムズカしいので、ケース実装ジッソウ
する場合バアイは、もう少スコし大オオきめのケースが良ヨいと思オモいます。
★調整チョウセイ
500μA以下イカは半ハン固定コテイボリュームにて各カク定テイ電流デンリュウ値アタイとなるように調整チョウセイします。
◎使用感シヨウカン
主オモにLEDの明アカるさチェックに用モチいていますが、すごく重宝チョウホウしています。
乾電池カンデンチ動作ドウサで小型コガタですから場所バショを取トりません。
LEDチェック専用センヨウとすれば、20mAと25mAレンジは不要フヨウです。このレンジの替カわりに他ホカのレンジ
(例タトえば、4mAその他タ)に設定セッテイすれば良ヨいと思オモいます。
また、ロータリースイッチも6接点セッテンとし、
1mA,2mA,3mA,4mA,5mA,10mA
の6レンジ(ポジション)でも良ヨいです。
今回コンカイは単タン3電池デンチを基本キホンとしましたが、DC/DCコンバータ部ブを削除サクジョして、電源デンゲンに006P(9V)を用モチい
れば部品ブヒン点数テンスウが少スクなくなります。