▼マルツヤカタ パーツまめ知識チシキ
照度センサ NJL7502L使用レポート
概要ガイヨウ
シン日本ニホン無線ムセンセンサ「NJL7502L」を使ツカってみました。
太陽タイヨウヒカリ室内シツナイ照明ショウメイ反応ハンノウするフォトトランジスタです。
1に回路カイロ記号キゴウシメします。
ヒカリツヨさ(アカるさ)によってフォトトランジスタにナガれる電流デンリュウ変化ヘンカします。
したがって、1のように抵抗テイコウ接続セツゾクすれば、その両端リョウタンにはアカるさにオウじた
電圧デンアツアラワれ、ヒカリ検出ケンシュツします。
応用オウヨウレイ
ケイなどの応用オウヨウカンガえられますが、今回コンカイ以下イカ応用オウヨウ装置ソウチ製作セイサクしました。
クラトキヒト検知ケンチして一定イッテイ時間ジカンシロイロLEDを点灯テントウ
タトえば、夜中ヨナカ廊下ロウカなどに目印メジルシとなる照明ショウメイ装置ソウチがあると便利ベンリです。
ただし、昼間ヒルマアカるいトキ照明ショウメイ不要フヨウですから、クラトキ目印メジルシとなる照明ショウメイ
なり、なおかつ、ヒトチカづいたトキにのみ足元アシモトらす装置ソウチにします。
2に今回コンカイ製作セイサクした「目印メジルシトウ」のブロックシメします。
タイマは一定イッテイ時間ジカン、LEDを点灯テントウするもので、点灯テントウ起動キドウ
クラトキ
ヒト検出ケンシュツ
2つの条件ジョウケンソロったトキオコナいます。
ヒカリ検出ケンシュツはNJL7502Lをモチい、ヒト検出ケンシュツに「アセデンカタモーションセンサ」をモチいます。
写真シャシン1にNJL7502LとモチいたシロイロLEDの外観ガイカンシメします。
回路カイロ
3に回路カイロシメします。
ヒカリ検出ケンシュツ
IC2は「CMOS OPアンプ」で、Q1からの信号シンゴウ一旦イッタン、バッファーと
してけ、ツギダンの「コンパレータ」でヒカリ設定セッテイレベルと比較ヒカクして
アカるさを検出ケンシュツ判断ハンダン)します。
コンパレータの出力シュツリョク
クラトキ→「L」
アカるいトキ→「H」
ヒト検出ケンシュツ
モーションセンサはパナソニック電工デンコウの「AMN11112」をモチいました。
このセンサ出力シュツリョク
検出ケンシュツ→「H」
検出ケンシュツ→オープン
となり、この信号シンゴウをトランジスタQ2で以下イカのように変換ヘンカンします。
検出ケンシュツ→「L」
検出ケンシュツ→「H」
○タイマ
タイマは「555」などがカンガえられますが、今回コンカイ
モノステーブルマルチバイブレータ「74HC123」
モチいています。4に基本キホン接続セツゾクシメします。
タイマの起動キドウ(トリガ)はA入力ニュウリョク、B入力ニュウリョク、CLR入力ニュウリョク状態ジョウタイまり、
今回コンカイはA入力ニュウリョクが「H→L」への変化ヘンカとしました。
タイマナガ(TW)はソトけのC、Rのアタイ決定ケッテイされ、今回コンカイはC=100μF、
R=100KΩとし、TW=10ビョウ設定セッテイです。
○タイマ起動キドウ条件ジョウケン
タイマの起動キドウ条件ジョウケンは「クラトキであり、なおかつヒト検知ケンチした場合バアイ
で、ロジックテキには「AND」です。そこで5のようにダイオードによる
OR回路カイロモチい、この回路カイロ結局ケッキョク論理ロンリの「AND」です。
真理値表シンリチヒョウどおり両方リョウホウが「L」の場合バアイ出力シュツリョクが「L」となり、この条件ジョウケン
タイマが起動キドウします。
X Y Z
テキスト ボックス: 負論理のAND
L L L
L H H
H L H
H H H
製作セイサク
部品ブヒン番号バンゴウ 品名ヒンメイ   型番カタバン   メーカー 数量スウリョウ
C1 ケミコン 100μF/25V 25YK100   Ruby-con 1
C2〜C5 セキセラ 0.1μF       4
C6 ケミコン 47μF/25V       1
D1〜D3 ダイオード   1N4148     3
IC1     TC74HC123AP(F) 東芝トウシバ 1
IC2 オペアンプ   NJU7022D NJRC 1
IC3 モーションセンサ AMN11112   1
Q1 センサ   NJL7502L   NJRC 1
Q2 トランジスタ   2SC1815-Y 東芝トウシバ 1
LED1 シロイロLED   LLED-W501 Linkman 1
R1,R3 カーボン抵抗テイコウ 100KΩ       2
R2,R10 カーボン抵抗テイコウ 10KΩ       2
R4 カーボン抵抗テイコウ 1KΩ       1
R5,R6 カーボン抵抗テイコウ 100KΩ       2
R7 カーボン抵抗テイコウ 470Ω       1
R8,R9 カーボン抵抗テイコウ 47KΩ       2
SW1 スライドスイッチ SS-12E03G3 Linkman 1
VR1 ハン固定コテイボリューム GF063P1B104 ヒガシコス 1
XIC1 ICソケット16P(イタばね)       1
XIC2 ICソケット4P(イタばね)       1
  ユニバーサル基板キバン ICB-88   サンハヤト 2
  電池デンチケース   BH3431B   Linkman 1
  電池デンチスナップ 006PI   Linkman 1
  電池デンチ   タン3アルカリ     4
  ケース   適当テキトウモノ     1
  Lカタ金具カナグ         1
  金属キンゾクスペーサ        
  ビス、ナットルイ        
  タイラップ          
ケースは「綿棒メンボウ」がハイっていたハン透明トウメイのプラスチックケース利用リヨウしました。
トクに、これにこだわる必要ヒツヨウはない。たまたま、筆者ヒッシャ使ツカっててよう
オモっていたもの)
基板キバンはモーションセンサと本体ホンタイベツ基板キバンにしましたので2マイ必要ヒツヨウですが、本体ホンタイガワ
部品ブヒン配置ハイチをうまくオコナえば、1マイむかもしれません。
オペアンプはCMOSタイプで、なるべく消費ショウヒ電流デンリュウスクないものがノゾまれます。
消費ショウヒ電流デンリュウ実測ジッソクアタイはNJU7022Dをモチいた場合バアイ、セット全体ゼンタイで、
580μA (検出ケンシュツトキ
となっています。
NJU7022Dにこだわる必要ヒツヨウはありませんが、モチいるオペアンプで全体ゼンタイ消費ショウヒ
電流デンリュウコトなり、検出ケンシュツトキ待機タイキトキ)の電池デンチ持続ジゾク時間ジカン影響エイキョウします。
スイッチは「Lカタ」です。基板キバン実装ジッソウ関係カンケイからこのタイプをモチいています。
6に構造コウゾウシメします。
基板キバン固定コテイは「金属キンゾクスペーサ」2ホンオコナい、モーションセンサ基板キバンはLカタ金具カナグ
利用リヨウして固定コテイし、電池デンチケースは「タイラップ」トウでケースに固定コテイ
写真シャシン2に目印メジルシトウ外観ガイカンシメします。
テキスト ボックス: 図6 構造
モーションセンサとトランジスタまでの配線ハイセン7のように同一ドウイツ基板キバンにするか
なるべく近距離キンキョリ配線ハイセンにします。
使ツカってみての感想カンソウ
すごく便利ベンリ
トイレグチワキいています。
クラ夜中ヨナカにトイレ照明ショウメイスイッチは手探テサグりで操作ソウサしていましたが、おかけで、
簡単カンタンにスイッチ操作ソウサ出来デキます。
LEDは1ですが、十分ジュウブンアカるく、夜中ヨナカでも廊下ロウカアルくのに安心アンシンです。
LEDの電流デンリュウ制限セイゲン抵抗テイコウR7は470Ωですから、点灯テントウトキヤク6mAの消費ショウヒ電流デンリュウです。
もうスコ抵抗テイコウげて消費ショウヒ電流デンリュウオサえてもさそうです。
(ただし、モチいるシロイロLEDの輝度キドによる)
目印メジルシトウはトイレワキきましたが、色々イロイロ場所バショでも必要ヒツヨウであることに
ました。1ダイしか製作セイサクしませんでしたが、あと数台スウダイあると便利ベンリ
なにしろ、乾電池カンデンチ動作ドウサですから、設置セッチ場所バショ自由ジユウ
今回コンカイは「ディスクリート」で構成コウセイしましたが、複数フクスウダイ製作セイサクとなるとスコ面倒メンドウです。
そこで、部品ブヒン点数テンスウスクなくするために8のようにマイコンをモチいて構成コウセイすれば
製作セイサク簡単カンタンです。
スリープモード動作ドウサさせれば、さらにヒク消費ショウヒ電流デンリュウになり、アカるさの検出ケンシュツレベル
はボリュームからの電圧デンアツアタイをADでめばく、タイマ時間ジカン設定セッテイ8の場合バアイ
ポートが2ホンアマっていますから、これにスイッチをモウけて選択センタクすれば使ツカ勝手ガッテ
くなります。
マイコンは柔軟ジュウナンですから、これから製作セイサクされるカタにはこの方式ホウシキをおススめします。
(ソフトウェアをむのがスコ面倒メンドウですが)
以上イジョウのようにセンサNJL7502Lをモチいた目印メジルシトウ製作セイサクしましたが、応用オウヨウ
色々イロイロカンガえられ、アイディア次第シダイです。