ビス(ネジ)・ナット・ワッシャー・ハトメ・ラグ

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なべビス

皿ビス

スプリングワッシャ

ヒラワッシャ

ベークワッシャ

菊ワッシャ

アースラグ・板ラグ

ハトメ・ハトメラグ

ネジの基礎
外側にネジ山を持つものが雄ネジ(♂)、内側にネジ山があるものが雌ネジ(♀)です。雄ネジを右回りに(時計回り)まわしたとき、それが向こう側に進んでいくネジを右ネジ、左回りに進んでいくネジを左ネジといいます。一般的に右利きが多いので、右ネジが大多数を占めています。

ネジの種類
ネジの種類には、ネジ山の形状から、メートル並目ネジ、メートル細目ネジ、メートル台形ネジ、管用平行ネジ、管用テーパネジなどに大別されています。また、ネジ部の形状、寸法、強度などの種類からは、十字穴付きネジ、六角ボルト、六角ナットなどがあります。ネジといっても、ホントいろいろあります。

ボルトとは

一般的にスパナやレンチなどを使用し、ナットと組み合わせて締め付けを行う雄ネジ部品を総称したものです。

小ネジとは

一般的にドライバーを利用し、頭部のマイナス溝や十字穴等にトルクを加えて締め付けを行う雄ネジ部品を総称したものでネジサイズも比較的小さく、強度も低いネジです。

ネジの用途

締結(ナット、ボルトなど)、送りネジ(本体に対して直線的に動かすとき)、管と管の連結用(水道の蛇口など)、微妙な位置調節(デバイダ、コンパスなど)、微少寸法の拡大指示(マイクロメータスピンドルなど)、大きな力の発生と位置調節(ジャッキ、プレス、万力など)、張力の加減(ターンバックル)、流動体の輸送(スクリューコンベア)、液圧の発生(スクリューコンベヤなど)。いろんなところに使われているのです。

インチネジついて

Q.1 インチネジと普通のネジとの違いは?
今、日本で一般的に使われているネジは、単位がミリのねじですがインチネジとはその名の通り単位がインチサイズでできているネジです。
正式には「ISOメートルネジ」と「ISOインチネジ」と呼ばれます。

Q.2 どんな国で使われているの?

基本的に「ISOインチネジ」を採用しているのは、アメリカ、イギリスとカナダですが例えばイギリスでもミリを使っていたりスウェーデン製でもインチを使っていたり特に精密機械などは、混在していることが多いようです。

Q.3 どのようなものに使われていますか?
車、バイク、パソコン、おもちゃ、スピーカー、・・・・・・など多種多様です。

Q.4 日本では使われているの?
基本的に日本では使われることは有りません。が 航空機や輸出品など
特に必要な場合にのみ使われています。

ネジ使用上の注意事項

締め付けが足りないと緩んでしまいます。

締め付けが弱いとねじは緩みます。また、締めすぎても緩むことがあります。

締め過ぎるとねじが壊れることがあります。

締め付け中に壊れることがあるのはもちろんですが、壊れる寸前で締め付けを止めても、何らかの力が加わった時に壊れたり、変形したりしてしまします。

メッキのさび止め効果は一時的なものです。

メッキをしてあれば「さびにくい」のですが「絶対さびない」わけではありません。屋外や浴室で使うときは特に注意してください。

緩み防止には増し締めが効果的です。

ねじは、締め付けてしばらくすると締め付けている力が低下します(初期緩み)。しばらく経ってからもう一度締め付けしておくことをお勧めします。

ステンレスは焼きつきを起こすおそれがあります。

ステンレスは熱伝導率が低く、膨張率が高いため、電動工具で締め付けると「焼きつき(かじり)」を起こす事があります。必要に応じて「焼きつき防止コート」をしてください。