■オペアンプの「電圧利得対周波数特性」
オペアンプの「電圧利得対周波数特性」の例を以下の図に示します。

この図から以下の回路での周波数特性が予想できます。

上図の回路定数の場合、
Av = 30dB です。
図のように Av = 30dBのラインを横に引きます。
オープンループゲインのラインとの交点が上限周波数のポイントです。(仕上がりゲインの −3dB)
この場合、約100KHzになることが分かります。
これにより、例えば周波数特性が10KHzでゲインが60dB欲しい場合は1段のアンプで60dBにする
ことは無理で、2段のアンプ、例えば 30dB × 2 のように構成します。