CUシリーズ サーキュレータおよびアイソレータ

　TDK CorportationのCUシリーズのサーキュレータとアイソレータは、携帯電話基地局やマイクロ波中継局などの産業用およびインフラストラクチャアプリケーションの信号送受信システムでの使用を目的として設計されています。

　サーキュレータは、所定のパスで高周波信号をルーティングするために使用される3ポートデバイスです。1つのポートに入る信号は、ローテーションで次のポートにのみ送信されます。信号伝送は一定の方向(時計回りまたは反時計回り)で行われ、相互関係はありません。アイソレータはサーキュレータと同様に動作します。ただし、終端抵抗に接続された端子に流れ込む信号は抵抗によって吸収され、その端子から次の端子に信号はほとんど流れません。これらは、PAの不一致によるリターン信号の分離に最適です。

　CUシリーズのサーキュレータとアイソレータは、既存のLTEバンドや5Gサブ6GHzバンド用の幅広い周波数を備えた5mm×5mmの面実装パッケージで提供されます。

特長

• • ●セミカスタマイズ可能
  • ●低挿入損失
  • ●マルチバンド向けの業界標準のサイズとピン配置
  • ●時計回りまたは反時計回りの操作で利用可能

応用

• • ●基地局
  • ●リピータ
  • ●無線通信システム
  • ●パワーアンプ
  • ●マクロセル
  • ●スモールセル
  • ●ピコセル