◎便利なスイッチ付電池ケース
電池を用いる場合、写真1のようなスイッチ付電池ケースを用いると便利です。
一般的な電池ケースを用いる場合、電源ON/OFF用として基板側にスイッチ
が必要です。
これに対し、スイッチ付電池ケースを用いると、基板側のスイッチが不要になり、部品点数も少なくなります。
写真1 |
スイッチ付ケース(フタ付) |
スイッチ |
SBH9VAS |
SBH3211AS |
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の外観 |
の内部 |
特に写真1のタイプは「フタ付」の為、さらにすっきり電池を収納することが出来ます。
◎製品例
表1 主なスイッチ付電池ケース
電池 |
型番 |
メーカー |
内容 |
電圧 |
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SBH3211AS |
Linkman |
2本直列 |
3V |
単3用 |
Linkman |
3本直列 |
4.5V |
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Linkman |
4本直列 |
6V |
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Linkman |
2本直列 |
3V |
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単4用 |
Linkman |
3本直列 |
4.5V |
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Linkman |
4本直列 |
6V |
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006P用 |
SBH9VAS |
Linkman |
1本 |
9V |
◎ちょっとした配線方法
電池ケースの線を基板にはんだ付けする際、写真2のように「ツイスト処理」
すると、見栄えも良く、すっきりとした配線になります。
ツイストとは2本の線を「よじる」ことです。本来、ツイスト(線)はノイズ対策用のケーブルですが、電池ケースの線を
ツイストすることにより「束線処理」を目的としています。
写真2 ツイスト処理
赤、黒2本の線を「よじる」ツイスト処理しないと、線が
→これをツイスト処理と言う。ぶらぶらして邪魔。
すっきりして見栄えも良い。