第5回アイディアコンテスト 結果発表 第5回アイディアコンテスト 結果発表

マルツエレックが毎年開催する「学生アイディア・コンテスト」は、エレクトロニクス分野における学習や研究・開発 に取り組む、全国の大学生・大学院生・高専生の方々のための応援プロジェクトです。

第5回も全国からたくさんのご応募をいただき、厳正なる審査を経て受賞者を選出いたしました。
たくさんの方々にご応募いただきありがとうございました。

受賞されたみなさま、おめでとうございます!

最優秀賞

\ 10万円相当のマルツポイントを進呈 /

東京大学 工学部 システム創成学科A

冨田 健登 様

アプリケーション名

洋上観測ネットワーク

コメント(講評):

洋上観測ネットワークは、従来の調査船や高価・短期運用のASVに依存していた海洋観測の制約を、波力推進ASVのネットワーク化という発想で打破しようとする点が高く評価できます。特に、低コストで長期運用を可能にし、大局的なデータ取得を実現する構想は、海底地形や資源探査、環境・防災分野における「データ不足」という根本課題に正面から応えるものです。試験水槽結果に基づく力学的検証や、次段階として群制御・ダッシュボード化を見据えている点も現実的で、将来的なスケール展開の可能性を感じさせます。一方で、実海域での耐久性や通信信頼性、データ品質の検証が今後の鍵となるでしょうが、日本の海洋ポテンシャルを引き出す意義ある提案です。

最優秀賞

\ 5万円相当のマルツポイントを進呈 /

鹿児島大学大学院 理工学研究科 工学専攻
情報・生体工学PG 博士前期課程

土本 暁雄 様

アプリケーション名

全球型PZT素子を用いた全方位超音波センシングによる
海上ドローン安全航行基盤に関する基礎研究

コメント(講評):

本研究は、従来の水中超音波センサが抱える「狭視野・多センサ化・干渉・浸水リスク」という本質的課題に対し、全球型PZT素子という構造的アプローチで解決を図っている点が高く評価できます。全方位一体型センシングにより死角低減と信頼性向上が期待され、海上観光域における人・生態系・機体の安全確保という社会的要請とも強く合致します。今後は検知距離・分解能・耐環境性の定量評価と、実航行環境での実証が進めば、実用基盤技術としての完成度が一層高まるでしょう。

最優秀賞

\ 3万円相当のマルツポイントを進呈 /

奈良工業高等専門学校

ID-LAB 様

アプリケーション名

トマト自動収穫ロボットの開発

コメント(講評):

農業従事者の減少・高齢化という社会課題に対し、果梗を狙った切断・把持一体型エンドエフェクタと画像処理を組み合わせた実践的アプローチが高く評価できます。競技会での継続的な検証と改良により、傷低減や精度向上を段階的に達成しており、実用化を強く意識した研究姿勢が明確です。一方、房ごと収穫や稀な果実損傷といった課題も整理されており、今後の精密制御・汎用性向上により、持続可能な農業への貢献が期待されます。

最優秀賞

\ 1万円相当のマルツポイントを進呈 /

デジタルハリウッド大学大学院
デジタルコンテンツマネジメント専攻

川口 眞里奈 様

アプリケーション名

光源探索プランター・ロボ

コメント(講評):

光源探索プランター・ロボは、観葉植物が自律的に最適な日照位置へ移動するという、生活視点に根差した着想が非常に魅力的です。カメラ映像と光・土壌センサを組み合わせ、Raspberry Piと生成AIで環境判断を行う構成は、既存技術を的確に統合した実践的な提案といえます。さらに、ソーラーパネルと電源分離設計によるエネルギー自給・安定動作への配慮も評価できます。文系学生でもAPIとハードウェアの組み合わせで有用なプロダクトを実現できる点を示しており、教育的価値と拡張性の高いアイデアです。

最優秀賞

\ 1万円相当のマルツポイントを進呈 /

奈良工業高等専門学校

システム創成工学専攻 機械制御システムコース

小山 遼 様 & 阪本 靖大 様

システム創成工学専攻 電気電子システムコース

甲元 陸羽 様 & 堀内 風琳 様

アプリケーション名

伝統と現代技術を融合した地域振興システム「おみく地蔵」

コメント(講評):

「おみく地蔵」は、お辞儀やおみくじといった日本の伝統的所作を、骨格検出・映像処理・メカトロ機構といった現代技術で再構成した点が非常に優れた地域振興システムです。参拝者の動作がそのまま体験のトリガーとなり、結果表示まで一連の“物語”として完結している構成は、高い没入感を生み出しています。特に反転フラップ機構や音・光による演出は、技術的完成度と視覚的魅力を両立しており、幅広い年代に訴求力があります。また、実在の寺院文化を単なる展示ではなく「参加型体験」に昇華している点は、観光・教育・文化継承のいずれにも展開可能性が高いと評価できます。今後は常設運用や多言語対応を進めることで、地域資源の価値を国内外へ発信する強力なモデルになり得るでしょう。

■ これまでのイベント

次回アイディア・コンテストは
2026年6月に開催予定です。
みなさまのご応募お待ちしております!

※詳細は決まり次第ウェブサイト等にてお知らせします

これまでのアイディアコンテストに
ご参加いただいた大学・高専様

秋田県立大学
旭川工業高等専門学校
ECCコンピュータ専門学校
大阪大学
大阪教育大学
鹿児島工業高等専門学校
鹿児島大学
木更津工業高等専門学校
京都大学
九州産業大学
慶應義塾大学

北里大学
サレジオ高等専門学校
埼玉工業大学
崇城大学
筑波大学
帝京大学
デジタルハリウッド大学
電気通信大学
東京大学
東京電機大学

東京農工大学
東京都市大学
東北工業大学
名古屋大学
長崎総合科学大学
奈良工業高等専門学校
日本大学
沼津工業高等専門学校
西日本工業大学
都城工業高等専門学校

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