PoE(Power-over-Ethernet)アダプタと電源

　GlobTekのPoE(Power-over-Ethernet)アダプタは、データを伝送する標準のカテゴリ5e(Cat 5以降)ケーブルを介してネットワーク機器に電力を供給します。近くにACコンセントがなくても、構造化されたEthernet配線がある場所であれば、デバイスをどこにでも設置することができます。

　PoEの利点には、エンドデバイスの可動性の向上、安全性の向上(高電圧のAC電源が不要)、設置の簡便さ、信頼性、セキュリティ、コスト削減などが挙げられます。GlobTekのデスクトップとハイブリッド壁差し/デスクトップPoEインジェクタは、給電装置(PSE)やミッドスパンとも呼ばれ、この分野の製品を規定するIEEE802.3ax規格に準拠しているほか、UL60950やUL62368などほとんどの国と地域、つまりヨーロッパの同等品、ロシアEAC、日本PSEや中国CCCなど多くのアジア諸国の国際規制認可に準拠したものを提供しています。

　また、これらの製品は、カナダ、ヨーロッパ、アジアの一部で義務付けられているUS DOE EPS 2.0レベルVI効率要件に準拠する特許技術を使用しています。GlobTekは、アクティブPoEとパッシブPoEの両方のソリューションを提供しています。アクティブPoEとはIEEE802.3ax規格に完全準拠した電源装置のことで、パッシブPoEとはIEEE802.3ax規格に準拠していない、単にRJ45コネクタに48V電源を供給するだけの電源装置を指します。

特長

• • ●18W～70W
    ●入力電圧：90VAC〜264VAC
    ●アクティブ出力電圧：56VDC
    ●パッシブ出力電圧：8VDC〜56VDC
    ●IEC/UL/CSA/EN 62368-1、60950-1認定済み
    ●連邦政府が定めたレベルⅥ効率に適合
    ●業界標準の構成に加え、カスタムオプションにも対応
    ●クラスIおよびクラスIIバージョン
    ●カスタマイズ可能
    ●最も一般的な市場向けの国際認証
    ●ハイブリッド壁差しプラグ/マルチプラグと固定式デスクトップの選択肢
    ●低コスト
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    応用
    
    ●LED照明とセンサ
    ●PTZカメラ
    ●高性能WAP
    ●シンクライアントコンピュータ
    ●VoIP電話
    ●IP防犯カメラ
    ●施設監視管理
    ●デジタルサイネージ(電子看板)
    ●医療機器
    ●IoTデバイス