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DNAやタンパク質などの高分子の分離/分析に活用できるDNA電気泳動電源「BIO-BAT-01」好評発売中!
マルツエレックでは、DNAやタンパク質などの高分子の分離/分析に活用できるDNA電気泳動電源「BIO-BAT-01」を開発しましたのでご紹介します。
電気泳動(electrophoresis)は、19世紀の初めにロシアの物理学者フェルディナント・フリードリヒ・ロイスが発見した、液体中の分子などに電界を与えると移動する現象のことで、これを利用して DNA(デオキシリボ核酸)やタンパク質などを分離することができます。DNAやタンパク質などの高分子の物質は、形状や分子量などによって液体中の移動速度が異なるため分離することができます。
マルツエレックが開発したBIO-BAT-01は、検査資料としてDNAを入れる電気泳動槽に接続する電源装置です。9Vのアルカリ角形電池を5個直列にしてDC45Vで使用します。なお、アルカリ角形電池は別売です。オプションで2個のアルカリ角形電池を直列に追加することができ、合計7個でDC63Vまで出力を拡張することができます。
DNAは負の電荷を持っているので、陽極はDNAを入れた側と反対側にするようにします。陽極から泡が出ているのを確認できれば、電流が流れています。BIO-BAT-01の電池は約3時間程度保持できますが、正確な時間はゲルやチャンバー(資料を入れる器)などの材質で変わってきます。チャンバーが小さいほど泳動速度が速くなります。泳動中は、バッファ(緩衝液)に触れないように注意する必要があります。
電圧が高いので、使用する際には電極同士がショートしないように、濡れた手で電池を装着しないように、直接、手で電極を触らないように気を付けてください。また、電気泳動の実験を行う際には、DNA電気泳動電源に水分などが付着しないように十分気を付けてください。
DNA電気泳動電源 【BIO-BAT-01】 4,500円 |
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