新商品情報
アナログデバイセズ社のデジタルポテンショメータAD5220の評価用ボード「MEVA-AD5220」好評発売中!
マルツエレックでは、アナログデバイセズ社のデジタルポテンショメータAD5220の評価用ボード「MEVA-AD5220」を開発しましたのでご紹介します。
ポテンショメータは英語では電位差計となりますが、一般に回転角や移動量を電圧に変換する装置のことを指します。日本では可変抵抗器の総称として使われていますが、特に抵抗値と電圧が比例して出力される高精度な可変抵抗器をポテンショメータと呼んでいます。デジタルポテンショメータは、ICチップ上に抵抗体ラダーを構成したもので、抵抗値の制御回路を内蔵しているため部品点数を削減でき、電気的に制御ができるという利点があります。ただし、ICなので定格を超えると破損します。
AD5220は、デジタル的に制御する1チャンネル128ポジションの可変抵抗デバイスです。A端子とB端子間の固定抵抗が10kΩ、50kΩ、100kΩの3タイプがあり、いずれも公称温度係数は80ppm/℃、消費電力が最大40μAです。抵抗値は、A端子と摺動子(ワイパー)の間、またはB端子と摺動子の間で調整可能です。抵抗値を変えるには、U/D端子で上昇/下降を設定し、CLK端子からクロックを加えることで可変します。
「MEVA-AD5220」は、ボードサイズが40mm×65mmで、固定抵抗値10kΩのAD5220BRMZ10を搭載しています。可変抵抗値は、スライドスイッチで上昇/下降を設定し、ポジション数をSW1のタクトスイッチを押すことで設定します。スライドスイッチによる切り替えには、低電圧SPDT(単極双投)スイッチのADG752を採用しています。
AD5220評価基板 【MEVA-AD5220】 3,400円 |
![]() |