IoT

低価格で低消費電力を特長とするSigfox通信を採用したIoT向けシールド「Sigfox Shield for Arduino」 好評発売中!

 

 あらゆる機器をネットワークに接続して情報の共有と活用を図るというIoTが、現在の技術開発の重要なキーワードになっています。しかし、このIoTを実現する際に問題となるのが通信コストです。屋内や近距離であれば無線LANを利用できますが、野外や電源を確保できない場所では携帯電話などの移動体通信システムを利用せざるを得ません。ところが、たくさんのIoT機器を利用しようとすると通信コストが膨大になってしまいます。

 そこで注目されているのがLPWA(Low Power Wide Area)で、低速・低容量ですが、低価格・低消費電力・長距離の通信を実現しようというものです。Sigfoxは、フランスで2009年に設立された通信会社および通信規格の名称であり、LPWA通信の一つです。Sigfoxは、現在全世界で事業を展開しており、日本では京セラコミュニケーションシステム(KCCS)が事業契約者になっています。

 Sigfoxの通信規格は次のようなもので、IoT機器は定期的に小容量のデータを1年間あたり数百円という低コストで送ることができます。
 

・通信速度:100bps
・データ容量:1回あたり12バイトのデータをアップロード
・通信回数:最大140回/日
・無線方式:ウルトラナローバンド(UNB)
・周波数帯:920MHz帯
・伝送距離:最大数十キロメートル
 
 
 Sigfox Shield for Arduinoは、KCCSが提供するArduino Uno対応のシールドです(開発はUnaBiz)。加速度センサ(NXP MMA8451Q)と温/湿度・気圧センサ(BOSCH BME280)を搭載しており、すぐにIoT機器として活用することができます。さらに、2つのGROVEコネクタ(I2Cインターフェースとアナログ入出力)を搭載しているので機能の拡張も簡単にできます。

 本製品は、Sigfox回線を1年間無料で利用できますが、2年目以降は、Sigfox契約が別途必要になります。

  

Sigfox Shield for Arduino V2S 京セラ製
【UNASHIELD-V2S】 5,480円

 

 

 

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