資料・技術情報

Digi-Key社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介「外部デバイスを適用してマイクロコントローラI/Oの拡張問題を解決」

 「アプリケーションラボ」は、Digi-Key社のご協力をいただいて、Digi-Key社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。

 今回は、マイコンのI/Oを拡張したい場合に必要となるI/Oの要件と、適切な外部デバイスの選択について解説した記事をご紹介します。

■外部デバイスを適用してマイクロコントローラI/Oの拡張問題を解決

 使用するマイコンにI/O機能が不足していたり、完成している製品にI/Oを追加したい場合には、SPIまたはI2Cバスで接続できる外部I/O拡張デバイスを使用すると簡単に解決できます。【アプリケーションラボ】の解説記事では、マイコンのI/Oに要求される要件について解説し、適切な外部I/O拡張デバイスを紹介しています。

 I/Oを必要とするのは、センサとの入出力、PWM制御、メモリとの接続、ウォッチドッグタイマなどが考えられます。インターフェースは、ピン数が少なくて済むI2Cが有利ですが、高速にデータを送りたい場合にはSPIが使用されます。記事では、汎用用途にはI/OエキスパンダのPCA8574(上図)を、PWMの拡張にはPWMエキスパンダのMAX7315を紹介しています。また、ウォッチドッグタイマ、EEPROM、PWMを備えたコンビネーションエキスパンダとしてCY8C9520A(下図)を取り上げて解説しています。

 ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。

 

超低消費電力マイコン
【STM32L011D4P7】 276円
I2Cバス用8ビットI/Oエキスパンダ
【PCA8574】 268円
基板用押しボタンスイッチ
【PV6F240SSG】 1,843円
基板用押しボタンスイッチ
【3-101-399】 3,923円
8ポートI/Oエキスパンダ
【MAX7315】 520円
EEPROM内蔵I/Oエキスパンダ
【CY8C9520A】 745円

 

下記の2本の解説記事も同時に公開しました。合わせて参考にしてください。

■MEMSとECMの比較:マイクロフォン技術の比較
 ウェアラブルからホームアシスタントまで、マイクロフォンを搭載したデバイスが増加していますが、マイクロフォンにはMEMSとEMCの技術を用いたデバイスが主として使われています。ここでは、両者の技術の基礎ならびに違いやメリットについて詳しく解説しています。

■SSRで電流または電圧を安全かつ効率的にスイッチングする方法
 電子回路のスイッチには、小型、低コスト、高速、低ノイズ、高信頼性などの利点で、ソリッドステートリレー(SSR)の採用が増えています。ここでは、さまざまなSSRの微妙な違いやそれらの正しい適用方法について考察し、高い電圧および電流のスイッチングで生じる問題に対処できる最新のSSRをご紹介します。

 

ページトップへ