■RCB-4miniの制御は簡単です!RCB-4miniはHeartToHeart4(以下HTH4)とセットで使用します。HTH4は、モーション作成用ソフトウェアです。画面上のパネルをマウス操作するだけでほとんどの作業が完了しますので、プログラミングができないかたでも簡単にモーション作成を行えます。
HTH4では、以下の作業ができます。
・サーボの制御
各サーボの角度を指定するだけでサーボを動かすことができます。RCB-4miniでは、最大35個のサーボを制御することが可能です。また、スピード(動作速度)、ストレッチ(軸の保持力)をモーション内で変更することもできます。
・モーション作成
指定した角度を順番に再生することでモーションとして動作させることができます。また、状況に合わせてモーションを分岐したり、繰り返し動作を数字で指定したり、他のモーションを呼び出してつなげたりと、便利な機能が豊富に用意されています。
・センサーの制御
センサーの値を読み込み、その値を元にモーションの分岐や、角度を変えることができます。
例えば、二足歩行ロボットにジャイロセンサーを搭載して、姿勢が崩れた時に足首やひざのサーボの角度を少しずらして姿勢を保つ、などの制御を行えます。
・サーボ以外のICSデバイスの接続
ICS対応の受信機(KRR-5FHなど)をつないでロボットを無線化することもできます。
他にもロボットのモーション作成に必要な機能がたくさんあります!
HeartToHeart4の詳細は
こちらをご覧ください。
■RCB-4miniの特徴・ICS3.0/3.5/3.6対応,ノーマル、シリアル専用のロボット用コントロールボードです。サーボ単体の制御からロボットを制御するためのメインボードとして使用できます。
・コンパクトなボードデザインで、小型サーボで組んだロボットに無理なく組み込めます。
・端子の色を機能別に分けました。
白 = SIO端子 サーボや受信機などICSデバイスを接続する端子です。
緑 = AD端子 ジャイロや加速度センサーなどを接続するセンサー用の端子です。
青 = COM端子 PCと通信するための端子です。Dual USBアダプターを中継して通信します。
・2系統のICS3.x対応デバイス用シリアルポート6ポートを用意。マルチドロップ接続をすることで最大36個のICS3.xデバイスを接続可能。(サーボは35個、受信機が1個で合計36個接続できます)
・アナログ端子が5ポートありますので、ジャイロや加速度センサーなどを接続可能。ADポートとは別に電源管理用ADポートも用意。
・COMポートは最大1.25Mbpsの高速通信を実現。
※ICS3.0/3.5/3.6のすべてに対応する際は、「ICS3.x」と表記する場合があります。
■対応サーボKRS-3304 ICS
KRS-3301 ICS
KRS-3204 ICS ※
KRS-2552RHV ICS ※
KRS-2542HV ICS ※
【ご注意ください】
※KRS-6000/4000シリーズ、及びKRS-2572HVなど出力の高いサーボには対応していません。6000/4000、2572をご利用の際はRCB-4HVをご利用ください。
※KRS-3204を直接接続する場合は、コネクタをZHに変換する必要があります。ZH変換ケーブルをご利用ください。
※KRS-2552RHV/2542はHV対応(9~12V)のサーボです。KRS-3300/3200シリーズと混在できませんのでご注意ください。
スペック | ●寸法:35×30×12mm(突起部除く) |
●重量:7.6g |
●電源電圧:6V~12V |
●対応サーボ:ノーマル シリアル専用 |
●通信規格:ICS3.0/3.5/3.6 |
●通信速度:115200/625000/1250000 |
●信号レベル:TTL |
●ICS最大接続数:36 |
●接続方法:デイジーチェーン |
●SIO端子:6(2系統×3口) |
●AD端子:5 |
●PIO:0 |
●COMポート:1 |
●端子:ZHコネクタ |
●対応ソフト:HeartToHeart4 |
ソフトウェア動作環境 | ●対応OS:Windows Vista(SP1推奨) 7、8、8.1、10 各32/64bit ※Microsoft.NET Framework 2.0/3.5が必要です。 |
●CPU:Pentium4 2GHz以上推奨 |
●使用時空メモリー:64MByte以上 |
●ハードディスク:約32MByte使用 |
●CD-ROMドライブ(ソフトウェアインストール用) |
●USBポート(1.1/2.0) |
インターフェース | ●Dual USBアダプターHS ●シリアルUSBアダプターHS |
付属品 | ●電源ケーブルA ×1 ●ZH変換ケーブル ×1 |
ソフト・マニュアルなどは
HeartToHeart4の記事からダウンロードしてご利用ください。マニュアルも同じフォルダ内に含まれています。