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「アプリケーションラボ」は、Digi-Key社のご協力をいただいて、Digi-Key社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。
今回は、エレクトロニクス化が進む自動車のドアに関連する電子システムについて解説した記事をご紹介します。
■用途に特化したICを使用して車載用ドアエレクトロニクス設計を簡素化
2030年までに、自動車のコストの50%をエレクトロニクスが占めるようになると言われています。エンジン制御やトランスミッション、インフォテイメントがその中心となりますが、意外にもドアもエレクトロニクスの塊になるようです。ドアに必要な機能は、窓の開閉、ロック、ドアミラーの制御、ドアミラーの除霜、ミラーインジケータ、ドアインテリア照明などです。これらを1個のBCU(ボディコントロールユニット)で制御する集中型と複数のBCUで制御する分散型が考えられますが、高級車には高機能が要求されるため分散型が採用されています。BCUは、車内ネットワーク(IVN)システム、MCU、アクチュエータドライバ、ディスクリート部品などで構成されるモジュールです。
< ドアシステムの概要 >
【アプリケーションラボ】では、ON Semiconductor社のデバイスを使用して集中型と分散型のBCUの構成方法について解説しています。中心となるのはネットワーク機能を制御するCANコントローラまたはLINコントローラです。CANは車両全体の制御に関連するため高速が要求されるのでコストアップになりますが、LINはセンサやアクチュエータを接続するための規格なので、低速ですが低コストに実現できます。
そのほか、BCUにはアクチュエータドライバや車載グレードのツェナーダイオードなどのディスクリート部品が必要になりますが、これらの選択基準や使い方なども詳しく解説されています。
ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
CANトランシーバNCV7341 【NCV7341D21R2G】 359円 |
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LINトランシーバNCV7321 【NCV7321D12R2G】 143.06円 |
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トリプルハーフブリッジドライバNCV7703 【NCV7703CD2R2G】 415.28円 |
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下記の2本の解説記事も同時に公開しました。合わせて参考にしてください。
■長期的に製品提供される高機能で長寿命のIMUを採用し産業用デバイスの製品寿命を確保
慣性計測ユニット(IMU)はロボットシステムや資産追跡デバイスなどに使用され、最近の成長分野において重要なデバイスになりました。そのため、長期にわたる安定供給が望まれています。ここでは、長期間の製品提供を保証するBosch Sensortec社とSTマイクロエレクトロニクス社のIMUの利点と使い方を解説します。
■LoRaWANマルチプロトコルゲートウェイによる旧来の産業用オートメーション施設のセンサネットワーク
産業用IoTが普及するにつれて、無線によるネットワークの必要性が増しています。ここでは、Wi-FiやBluetoothを導入済みの産業用オートメーション施設において、LoRaWANの追加が必要になる理由について解説します。
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