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「アプリケーションラボ」は、Digi-Key社のご協力をいただいて、Digi-Key社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。
医療用機器では音による警報が重要な役割を果たし、そのための国際規格が存在します。今回は、この規格の概要とアラームの実装方法について解説した記事をご紹介します。
■聴覚的アラームを医療用モニタリング機器に適切に実装する方法
音による警告は最も一般的に使われる方法ですが、医療機器の場合は人命にかかわるため特に重要になります。各種の機器の音が同時に鳴って混同したり、聞き逃したりすると致命的なミスの原因になります。そこで、無秩序に発せられる音を整理するため、ISO/IEC60601-1-8では医療用電子機器が状況に応じて鳴らす音を(ピッチと音の連続を基準に)定義するフレームワークが規定されています。
IEC60601-1は、医療用電気機器の安全と性能に関する規格で、電磁妨害や放射線、使いやすさといった項目に加えて、視覚と聴覚に関する項目がIEC60601-1-8として規定されています。この規格には、ブザーなどの基本的な音からメロディや曲などの複雑なオーディオシーケンス、さらには話し言葉のメッセージまでが含まれます。ただし、心理的な要素も加味されているため、この規格に正しく準拠することはかなり難しいと言えます。

【アプリケーションラボ】では、一般ユーザーが使う簡易的な医療機器用のMallory Sonalert Products社製のブザーや、専門家が使用する医療装置に搭載する忠実度の高いPUI Audio社製のスピーカーを紹介し、その特長と性能の評価方法を詳しく解説しています。
ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
圧電ブザー/インジケーター 【ASI09N27M-05Q】 758.44円 |
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8Ω汎用スピーカー 【AS02008MR-5-R】 410.67円 |
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オーディオアンプボード 【AMP2X15】 2,483.33円 |
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下記の2本の解説記事も同時に公開しました。合わせて参考にしてください。
■TrustZoneでハードウェアの複雑さとコストを最小限に抑えIoTのセキュリティを確保する方法
IoT機器にセキュリティが必要と考えていても、導入は難しいと思いがちです。しかし、ArmのTrustZoneに対応したマイコンを使用すれば、比較的容易にセキュリティを実現できます。ここでは、STMicroelectronicsのマイコンと開発キットを用いてTrustZoneによるセキュリティの実装方法を解説します。
■昇降圧電源設計 - ウェアラブルIoT向けの実行可能なトポロジ
ウェアラブルIoT機器では3V程度のバッテリを使用することが多いので、効率のよい昇降圧レギュレータが非常に重要になります。ここでは、十分な電力マージン、適切なグランドプレーン、低減されたリップルの確保といった電源システムの課題に対処して解決する方法を解説します。
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