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2015年、英国放送協会(BBC)が英国の11歳と12歳の子供たちにコンピュータとプログラミングの教育用として無償で配布したのがmicro:bitです。その後、Micro:bit教育財団が設立されてmicro:bitの普及活動を行っています。そして、日本でもmicro:bitを教育に採用している学校は増えています。micro:bitをパソコンに接続するとC++やPythonによる本格的なプログラミングもできますが、ScratchやMakecodeを使うとブロックを積み重ねていくだけでプログラミングの基礎を学習することができます。
micro:bitは、v1.5までに性能の改善が続けられていましたが、仕様の変更は行われませんでした。今回、v2となって大幅な仕様の変更が行われ、性能が大きく向上しました。さらに、AIや機械学習の教育プロジェクトを導入できるように設計されたオンラインプラットフォームの提供も予定されています。
 < micro:bit v2 >
micro:bit v2を利用する面ではマイクとスピーカーが付いたことが一番大きな変更ですが、性能の面でメインCPUが変更されたことが最も重要な変更と言えます。すなわち、Nordic Semiconductor社製のnRF51822がnRF52833になりました。
nRF51822は、16MHzで動作するArm Cortex-M0を採用していましたが、nRF52833は64MHzで動作するCortex-M4Fを採用しています。また、搭載メモリもフラッシュ256KB、SRAM 16kBからフラッシュ512KB、SRAM 128kBへと大幅にアップされています。
 < micro:bit v2のブロック図 >
micro:bit v2でv1.5から変更された仕様は、次のような内容です。
・スピーカーを搭載 ・LEDインジケータ付きMEMSマイクを搭載 ・ロゴにタッチセンシング機能を追加 ・バッテリーを接続した状態で電源を切ることができるスリープ/オフモードを搭載 ・外部アクセサリに最大190mAの電流を供給可能(従来は90mA)
また、改良された点は、次のような内容です。
・ワニ口クリップや導電性の糸などを簡単に接続できるように ノッチ付きのエッジコネクタに変更 ・USBアクティビティインジケータに加えて電源表示用LEDインジケータを追加 ・無線/Bluetoothの感度を向上させるために金メッキアンテナに変更 ・I2Cを地磁気センサーや加速度センサーから分離
ここでご紹介する「micro:bit Go v2スターターキット」は、micro:bit v2本体に加えて、microUSBケーブルや電池ボックス、単四電池、クイックスタートガイドなどが付属したセットになっています。
micro:bit Go v2スターターキット 【MICROBIT-V2-SET】 2,100円 |
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