|
「アプリケーションラボ」は、Digi-Key社のご協力をいただいて、Digi-Key社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。
今回は、産業用途で使用されるマシンビジョンにIntel社製のLiDARデプスカメラを使用する例を解説した記事をご紹介します。
■産業システムにマシンビジョンを迅速に追加して工場の安全性と生産性を向上
現在の産業用オートメーションでは、様々な物体からの距離を測定するためにマシンビジョンを実装することが求められています。たとえば、産業倉庫内で使用される車両は、自動運転で、物体位置と識別、障害物検出/回避をするためにマシンビジョンを実装しています。すなわち、オートメーションの高度化に伴い、人間の目に似たより複雑な視覚検出が必要になってきました。
距離を測定する方法は様々ですが、現在ではLiDAR(Light Detection and Ranging)という手法が実用化されています。LiDARはレーザーを使用した距離測定技術です。
 < L515 LiDARデプスカメラ >
【アプリケーションラボ】では、Intel社製のL515 LiDARデプスカメラを使用したマシンビジョンを解説しています。L515は、測定対象にパルス状の赤外線レーザーを照射して、MEMSデバイスにより視野全体をスキャンし、対象物から反射したレーザー光をフォトダイオードでキャプチャします。それをASICが処理し、特定のポイントにおける正確な距離を表す深度データにして出力します。
L515の深度カメラは深度視野が70×55°、計測距離範囲が0.25m~9m、出力解像度が1,024×768ドット、フレームレート30fpsという仕様です。また、RGBカメラの解像度は1,920×1,080ドット、フレームレート30fps、視野が70×43°となっています。さらにL515は、±4gの加速度と最大±1000°/秒の回転を検出するための慣性計測ユニットを搭載しています。これは屋内車両やロボットなどに適しています。消費電力は3.5W以下です。インターフェースにはUSB3.1 Type-Cを使用しています。外形は直径が61mm、高さが26mmの円形で、重量は100gです。
ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
RealSense LiDARカメラ L515 【82638L515G1PRQ】 46,800円 |
 |
下記の2本の解説記事も同時に公開しました。合わせて参考にしてください。
■誰もが利用できるIoT
IoTは現在の技術のメガトレンドで、様々な無線通信技術やセンサ技術が開発されています。ここでは、急速に普及するIoTに関連する技術をすぐに入手する方法について解説します。
■組み込みIoTノードで機械学習コードを実行してオブジェクトを簡単に識別する
現在では、物体の識別には機械学習(ML)モデルを用いて行われています。ここでは、GoogleのTensorFlow Liteにより画像分類とオブジェクト検出学習データセットを使用して、最小限のカスタムコーディングで簡単に物体を特定する方法について解説します。
|