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●即答 正しい答えは(b)です. モード変換は,信号を伝える導体の電気的なバランスが変化したときに発生します.発生するコモン・モード電圧値は,バランスの変化点のディファレンシャル・モード電圧と,電気的バランスの変化の大きさを乗じたものに等しくなります. ディファレンシャル信号は,平衡または不平衡伝送線路に沿ってモード変換なしに伝搬させることができます.ただし,グラウンド構造の不連続が伝送線路のバランスを変化させる場合のみ,モード変換が生じます. 図1に示すように,プリント基板のグラウンド面(裏面)の上側(表面)を走る一対の伝送線路に沿って,ディファレンシャル信号が伝搬しているとします.この信号が,プリント基板上の伝送線路から,裏面にグラウンド面をもたない一対のツイスト・ワイア線路に乗り換えたとしても,プリント基板上の信号線対と一対のツイスト・ワイア線路の両方において平衡が保たれていれば,ディファレンシャル・モードからコモン・モードへの変換はまったく起こりません. 最後に,両線路の特性インピーダンスの変化(1)は,ディファレンシャル・モード信号の反射を引き起こしますが,電気的なバランスに変化がなければ,モード変換は起こりません.<訳 越地 耕二>
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