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| [原著] |
EMC Question of the Week 2017-2020 |
| [著] |
Todd Hubing (LearnEMC社代表,米クレムソン大学名誉教授) |
| [訳] |
藤尾 昇平 |
| [企画・制作] |
ZEPエンジニアリング |
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問14 [レベル:基本] |
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低空飛行の航空機による400Hzのノイズカップリングにより,自動車に搭載されているあるセンサーが破壊され、ナビゲーションシステムにも不具合が発生してしまいました.このときのカップリングのメカニズムは次のどれでしょうか? (a) 共通インピーダンス・カップリング (b) 電界カップリングまたは磁界カップリング (c) 放射カップリング (d) (a)または(c) |
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●即答 正しい解答は(b)です このメカニズムは共通インピーダンス・カップリング (伝導カップリングともいう) の可能性はありません.なぜなら低空飛行の航空機と自動車のセンサとの間に有線の接続はないからです.
放射カップリングの可能性もありません,なぜなら干渉周波数 (400Hz)においては波長が750kmであるため,放射源と自動車が近すぎるからです.
この結果,残された選択肢は,電界カップリングまたは磁界カップリングとなります.
カップリングが電界だったのか,磁界だったのかは,センサの種類を確認すれば明らかになるでしょう.容量性センサ (多くの加速度センサ) は,電界に対して感度が高くなる傾向があります.ホール効果センサや誘導性センサは,磁界に対して感度が高くなる傾向があります(1).
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図1飛行機による400Hz のノイズで車載センサが壊れてしまう |
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● [訳注] (1) 飛行機からのノイズで車載機器に故障が生じるという事象が発生した際に,故障したセンサからノイズ源 (周波数や電界,磁界) の種類を推定したり,逆にノイズ源の種類 (周波数や電界,磁界) から故障している可能性のあるセンサを推定することもできます. |
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