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定番プリント基板開発ツールKiCAD超入門 「部品データの作成と登録」【提供 Digi-Key】

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特別号  2022. 4. 28
     
Digi-Key社提供】 フレッシャーズ&学生応援特別企画
KiCadではじめる プリント基板設計入門
[Vol.2 電子部品の「シンボル」と「フットプリント」を作る]
~開発環境のインストールから回路図入力,レイアウト,ライブラリ自作まで~
[提供] Digi-Key Electronics
[配信] マルツエレック
[著] 別府 伸耕 (リニア・テック)
[企画] ZEPエンジニアリング

 このメールマガジンは,マルツエレックが配信するDigi-Key社提供の技術解説特集です. ZEPエンジニアリングは,マルツエレックのコンテンツ企画・制作会社です.
 
 


Vol.1 KiCadをインストールする
Vol.2 電子部品の「シンボル」と「フットプリント」を作る
 
無償の設計ツール“KiCad”で手軽にオリジナル基板を作ろう!
 
 “KiCad”(キキャド)は,オープンソース・ソフトウェアとして無償で配布されているプリント基板設計ツールです.

 KiCadにはプリント基板(PCB:Printed Circuit Board)を作るために必要な「回路図入力」,「レイアウト」,「ライブラリ作成」といった機能がひととおり揃っています.

 現場のプロが使うCAD(Computer Aided Design)ツールと比べても見劣りしない性能です.
 

 自分が設計したPCBがプリント基板製造メーカから届いた時はもちろんのこと,自作基板に実装した電子回路が正常動作したときの感動はひとしおです.ぜひKiCadの使い方をマスターして,自分だけのオリジナル基板を作ってみてください.
 
   
     
電子部品の「シンボル」と「フットプリント」を作る!
 
 連載の第2回では,プリント基板設計に必要な「電子部品のライブラリ」を作ります.電子部品のライブラリは回路図を入力する時に使う「シンボル」(回路図記号)と,基板レイアウトの時に使う「フットプリント」(はんだ付け用の端子のデザイン)で構成されています.

 電子部品ライブラリを作る作業は,細かい手順が多くて面倒だと言われがちです.しかし,電子部品のライブラリを自分が使いやすいように作り込んでおけば,その後の回路図入力や基板レイアウトの工程における作業効率が大いに向上します.基板設計の成否は,ライブラリに依存していると言っても過言ではありません.
 
 
表面実装部品型のチップ・トランジスタを題材にする
 今回はデュアルゲートMOSFETの“3SK294”というデバイスを題材として,回路図シンボルやフットプリントの作成手順を解説します.すべての画面のスクリーンショットを示しながら,具体的な操作手順を1ステップずつ丁寧に説明します.

  なお,今回の題材は「表面実装部品」(SMD)ですが,プリント基板の穴にリード線を通してはんだ付けする「スルーホール実装」(THT)用のフットプリントも扱います.また,部品固定用のネジを通す「取付穴」(機構穴)の作り方も解説します.

 ぜひ自分で手を動かしながらシンボルやフットプリントの作成方法を習得し,基板設計の幅を広げてみてください!
 
 


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Vol.2 電子部品の「シンボル」と「フットプリント」を作る

 

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