楽しく学ぶアナログ基本回路【ISBN9784789813457】

楽しく学ぶアナログ基本回路【ISBN9784789813457】

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ISBN9784789813457
品質ランク:
M1

楽しく学ぶアナログ基本回路【ISBN9784789813457】の概要

吉本 猛夫 / 著
B5判 152ページ 2012年3月1日発行

 回路図が読める実力があれば,機器の修理,性能の改善,さらには人の考えた回路の長所・短所がわかり,真似することや間違いを正すこともできます.また,回路図が示されてない製品の回路をたどって,原理を調べるといったひそかな楽しみもあります.回路図が読めるということは,その回路が何をしているのかを説明できることです.そのためには回路図を構成する抵抗器やコンデンサなどの部品の働きを知らなければなりません.部品やその組み合わせでどんなことができるかを知るようになることは,より上級の技術士にバージョンアップすることともいえます.
 回路図は,言葉が通じない外国人との間でも,見ただけでそのシステムの原理や機能を表現できる,すばらしい世界共通語です.
 本書の目標は「回路図が読めるエンジニアになること」です.

目次

第1章 電気とは何か
 1-1 電気の歴史を一挙にダイジェスト
 1-2 摩擦電気はなぜおこるのか
 1-3 帯電したものの性質
 1-4 電気を蓄える
 1-5 電圧
 1-6 電流
 1-7 電力
 1-8 直流と交流
 1-9 デシベル(dB)
コラム 「物理量」と「次元」
 「交流が使われる理由」と「送電線が高圧な理由」
 生物と電気(両分野のプロになりましょう)

第2章 電源を考える
 2-1 電源は何をするところか
 2-2 電池の種類とひとくち知識
 2-3 一次電池は充電してもよいか
 2-4 電池の等価回路と内部抵抗
 2-5 整合やマッチング
 2-6 交流から直流電源を作る
 2-7 電源の製作
 2-8 誤診から電池を守るノウハウ
コラム ノート・パソコンの電源を上手に使う

第3章 抵抗器を知る
 3-1 抵抗器と抵抗値
 3-2 抵抗器の種類と回路図記号
 3-3 抵抗値の測定
 3-4 オームの法則
 3-5 抵抗器の並列と直列
 3-6 抵抗値の標準数とカラー・コード
 3-7 回路の中の抵抗器の役割
 3-8 超小型時代の抵抗器
コラム ダイオードの抵抗値
 こんな問題に挑戦してみましょう

第4章 コンデンサをテーマに回路を語る
 4-1 コンデンサの原形
 4-2 コンデンサの能力と容量
 4-3 コンデンサの構造と種類
 4-4 コンデンサの独特な性質と使われ方
 4-5 バイパス・コンデンサ
 4-6 コンデンサの記号の読み方
 4-7 人間は歩くコンデンサである
 4-8 チップ・コンデンサ
コラム コンデンサはダイポール・アンテナのルーツ

第5章 コイルのある回路
 5-1 アンペールの右ネジの法則
 5-2 レンツの法則とコイル独特の特性
 5-3 コイルの能力,インダクタンス
 5-4 コイルの発展形,トランス
 5-5 コイルの記号の読み方
 5-6 コンデンサとの組み合わせと共振
 5-7 まっすぐなコイル
 5-8 Lの調整棒
 5-9 位相のはなし
コラム フィールド型ダイナミック・スピーカ
 ラジオゾンデ
 直列共振回路のマル秘活用
 バランについて

第6章 半導体の基本とダイオード
 6-1 半導体は導体?
 6-2 ダイオードの原理
 6-3 ダイオードによる整流とAM波の検波
 6-4 ダイオードによるスイッチ
 6-5 ダイオードの順方向電圧の利用
 6-6 ダイオードによる電源の保護回路
 6-7 発光ダイオード・LED
 6-8 ツェナー・ダイオード
 6-9 可変容量ダイオード
 6-10 ダイオードによるデバイスの保護回路
コラム 倍電圧整流回路

第7章 トランジスタの基本
 7-1 トランジスタの誕生
 7-2 トランジスタの動作原理
 7-3 トランジスタ活用の第一歩バイアス
 7-4 バイアス回路の設計
 7-5 バイアスが決まったら
 7-6 トランジスタをどうやって選ぶか
 7-7 トランジスタの良否判定

第8章 トランジスタ回路
 8-1 接地方式の選択
 8-2 エミッタ接地方式の増幅器の設計
 8-3 ベース接地方式の増幅器の設計
 8-4 コレクタ接地方式の増幅器の設計
 8-5 エミッタ抵抗器RE=0を見直す
 8-6 ダーリントン接続
 8-7 差動増幅器
 8-8 2段直結アンプを垣間見る
 8-9 速成自作アンプ
 8-10 ゼロバイアス(C級)アンプ

第9章 FETの基本と回路
 9-1 接合型FET
 9-2 MOS型FET
 9-3 FETのバイアス
 9-4 接地方式の選択
 9-5 基礎的なFET増幅回路
 9-6 FETの良否判定
 9-7 速成FETアンプ
 9-8 FETの増幅以外の使い方

第10章 OPアンプの考え方と使い方
 10-1 理想的なOPアンプ
 10-2 OPアンプの基本
 10-3 負帰還のかかったOPアンプの動作
 10-4 差動増幅回路
 10-5 高精度の差動増幅回路
 10-6 OPアンプのあれこれ
 10-7 OPアンプを使ううえでのヒント
 10-8 OPアンプの選択
コラム OPアンプによる電磁波検出装置

第11章 帰還,発振,非線形のはなし
 11-1 帰還というもの
 11-2 負帰還のいろいろ
 11-3 正帰還と発振
 11-4 LC発振器
 11-5 CR発振器
 11-6 ブロッキング発振
 11-7 非線形回路
 11-8 二つの交流の周波数がなせる業
 11-9 AGC(自動利得制御)
コラム 饋電線,負饋還,正饋還

第12章 期待される技術のあれこれ
 12-1 回路図読解力のチェック
 12-2 多端子部品の常識
 12-3 回路図記号
 12-4 グラウンド記号はたくさんあるけれど……
 12-5 グラウンドの重要性
 12-6 楽しく学ぶ「学び方」について
コラム 回路図には書かれない実装ノウハウ
 センサのはなし

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  • マルツの新提案 プロトファクトリー
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DigiReelの説明
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【標準梱包形態】

標準の梱包は、Digi-Keyがメーカーから受け取る最小の梱包サイズです。 Digi-Keyの付加価値サービスにより、最小注文数は、メーカーの標準パッケージより少なくなっている場合があります。 梱包形態(リール、チューブ、トレイなど)は、製品を少量梱包に分割する際に変更される場合がありますので、ご了承ください。

【梱包形態】

テープ&リール

テープ&リールは、メーカーから受け取った未修正の連続テープのリールです。 リーダおよびトレーラとしてそれぞれ知られている最初と最後の空のテープの長さは、自動組立装置の使用を可能にします。 テープは、米電子工業会(EIA)規格に従いプラスチックリールに巻き取られます。 リールサイズ、ピッチ、数量、方向およびその他詳細情報は通常、部品のデータシートの終わりの部分に記載されています。 リールは、メーカーによって決定されたESD(静電気放電)およびMSL(湿度感度レベル)保護要件に従って梱包されます。

カットテープ

カットテープは、ご注文部品の数量を正確に含むリール(上記)から切断された長さのテープです。 カットテープにはリーダーやトレーラーが含まれていないため、多くの自動組立機械には適していません。 テープは、メーカーによって決定されたESD(静電気放電)およびMSL(湿度感度レベル)保護要件に従って梱包されます。

Digi-Reel®

Digi-Reel®はお客様のご要望の数量を連続テープでリールに巻いて販売するものです。Digi-ReelはEIA(米国電子工業会)規格に準拠し、テープには18インチ(約46cm)のリーダーとトレイラーを付けてプラスティックリールに巻いて販売いたします。Digi-Reelはお客様からご注文を頂いてから作成されますが、対応している製品のほとんどは当該製品の在庫から作成され即日出荷されます。在庫不足等の理由で出荷が遅れる場合は、お客様に別途ご連絡を致します。
リール1巻きについて「リーリング手数料」が加算され価格に含まれています。