はんだごて

はんだごてを販売します。このコーナーはこて台と一体になったステーション型を除く直接電源ケーブルが生えた単体型の製品を扱います。ガス式や電池式もここにあります。電気配線用は回路の精密化につれて絶縁性の高いセラミックヒーターを使用した製品が主流になりましたが、マイカ（雲母＝フィルム状の天然石の一種）にニクロム線を巻き付けた従来型も現役です。（80W以上の大型の製品はニクロム型が多いです。）温度の可変・調節機能付きや温度固定の定温機能付きの製品もありますが、こての適正温度は同じはんだを使っても条件によって異なり一概には決まりません。こてのパワー（ワット数）が必要より小さいと熱が足りず大きければはんだを溶かす能力は大きいですが過熱によりはんだを酸化させる危険性が高まり対象部品にダメージを与えたり待機時のこて先の消耗を早めたりもします。条件によって適度なパワーがありますが一般論としては温度可変型の温調機能付きのこてが対応が取りやすいといえます。こてのパワーだけでなく熱容量（≒こて先が冷めやすいか冷めにくいか）も重要な要素です。こて先は用途や使い勝手によりオプション品と交換して使いますがセラミック型ではこて本体ごとの専用品になっているので希望するラインナップがあるかどうかも本体選びのポイントです。ニクロム型の大型製品に多い銅ムク材のこて先はやすりで削って加工修正可能ですが配線用として主流の耐摩耗型は酸化防止のメッキが施されているため加工や修正はできません。