等価回路開発
等価回路を作成することで、デバイスの動作検証及びアプリケーション開発ができるようになります。
[太陽電池を等価回路開発した場合の活用事例]
シミュレーションの活用で下記の検証ができます。
- 出力特性のシミュレーション
- パネル内部のリーク電流の影響
- 影の影響のシミュレーション
- バイパスダイオードの影響
- 日射量を反映させた出力特性の経時変化
デバイスモデリング
お客様の必要な電子部品のSPICEモデルをご提供いたします。
受動部品
センサー
モーター
ランプ
バッテリー
測定機器
真空管
回路シミュレーション
SPICEによる回路シミュレーションの高度な技術がございます。
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再現性問題
実機波形とシミュレーション波形が合わない→ 目的に合ったSPICEモデルを採用する → 寄生素子も考慮し、回路図に反映致します。
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解析時間問題
早くシミュレーション結果を知りたいのにシミュレーションに多くの時間がかかる → タイムスケール機能の採用
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回路設計
最後までシミュレーションが実行できず、途中で計算が止まってしまう → シミュレーターの設定と回路構成のアプローチから解決致します。
導入事例ESD対策回路とデバイスのモジュール化の開発
目的
ESD対策回路とデバイスのモジュール化の開発を行い、ES試験のシミュレーションを行い、ESD対策の効果があるかどうかを検証します。
シミュレーションの方法と検証結果
ESDの3種類の試験回路、ESD対策回路及びデバイスの等価回路開発を行いました。また、ESD対策回路及びデバイスをDUTとし、ESD試験のシミュレーションを行いました。結果、ESD対策回路の改善により、デバイスに印加される電流はほぼゼロになりました。実機試作前にESD試験に耐えれるかどうかを検証することができました。
導入事例二次電池とキャパシタのハイブリッド回路開発
目的
リチウムイオン電池と電機二重層キャパシタを使い、負荷電流に応じて、どのような制御をすれば、エネルギー効率を最大に活用できるかをシミュレーションして見積ります。
シミュレーションの方法と検証結果
リチウムイオン電池と電機二重層キャパシタの詳細モデルを作成し、制御回路を関数で定義し、負荷電流のプロファイルを入力し、放電特性シミュレーションを行い、ハイブリッド回路の全体最適化を行いました。負荷電流のプロファイルは実機データを取り込むことで、開発期間の大幅削減に貢献しました。
導入事例アバランシェ・パルサー回路
試作前に超音波素子を駆動する為のアバランシェ・パルサー回路の
定数最適解を算出する為、LTspice にて、RC,RD 及びCC のパラメト
リック解析を実施し、最適値を採用し、試作回路基板を製作した。
特徴
- ・適切な回路の等価回路図を策定
- ・トランジスタ及びダイオードのモデリングを実施
- ・試作前に回路定数の最適解を算出
- ・抵抗(RC,RD) の影響度合いを把握
- ・コンデンサCC については、0.1u,0.33u,1u[F] の想定で検証した結果、殆ど影響度合いなし
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導入事例磁気センサー増幅回路
詳細回路設計前に磁気センサー(X 軸、Y 軸、Z 軸) への入力信号
回路及び幾つかのパターンについての増幅回路の動作検証を、
SPICE で検証致しました。高精度モデリング対象は、OPAMP です。
特徴
- ・詳細回路設計前に、回路ブロックにて概念設計をSPICE シミュレーションで検証
- ・キーデバイスのOPAMP について詳細デバイスモデリングを実施
- ・磁気センサーに必要なパルス信号生成回路(650kHz,Duty) の動作検証
- ・パルス生成回路の回路定数の最適化を実施
- ・複数のパターンのセンシングの入力信号幅を増幅回路でシミュレーション検証
- ・SPICE の活用による回路設計時間短縮及び設計確度の向上を実現
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導入事例アッテネータ回路(減衰器)
回路実験が困難なアッテネータ回路の回路定数の最適解をSPICE
で動作検証を実施しました。今回は、Gain=5.0E-4、5.0E-7 の2 条件
についてSPICE のパラメトリック解析を行いデザインしました。
特徴
- ・詳細回路設計前に、回路ブロックにて概念設計をSPICE シミュレーションで検証
- ・キーデバイスのOPAMP について詳細デバイスモデリングを実施
- ・減衰条件は、Gain=5.0E-4、5.0E-7 の2 条件 で実施
- ・回路定数は、SPICE のパラメトリック解析にて、最適化を実施
- ・回路検証は、実際の入力信号の正弦波にて複数条件でSPICE シミュレーション検証
- ・SPICE の活用による回路設計時間短縮及び設計確度の向上を実現
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