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今回は、電子部品の中でも基本中の基本と言えるコンデンサの種類と特長について解説した記事をご紹介します。
■基礎解説:コンデンサのタイプごとの特性を理解して適切かつ安全に使用する
コンデンサは電子回路において、抵抗やコイルと並ぶ重要な受動部品です。コンデンサは二つの導体プレートの間に絶縁体を挟んだ構造をしています。絶縁体を挟んでいるので、電気を通さず何の役にも立たないように思いますが、実際には様々な働きをします。
コンデンサに電圧をかけると二つの導体の一方には+電荷、もう一方には-電荷が集まります。すなわち電気を蓄えることができます。この特性のためにコンデンサと名付けられたわけです(ただし、英語ではキャパシタと言います)。また、直流は確かに通さないのですが、交流は通します。それも高周波になるほど通しやすくなります。そのため、コンデンサをバイパスにすれば、高周波成分を多く含むノイズを除去する際にも利用できます。その他、コンデンサはリップルを平滑化したり、電流を瞬時に供給したり、増幅回路の発振を抑えるといった働きにも使用できます。
 < コンデンサの構造とMLCCコンデンサの外観 >
コンデンサは導体プレート間を絶縁体(誘電体)で挟んだだけの構造なので、使用する導体プレートや絶縁体の材質、また挟む構造などにより様々な種類があります。外形サイズや容量、周波数特性、温度特性などに優劣があるので、使用する際にはそれぞれのコンデンサの特長を十分に理解しておく必要があります。【アプリケーションラボ】では、コンデンサの構造ならびに種類とその特長について詳しく解説しています。
現在の電子回路は半導体に集約され、プリント基板に搭載される電子部品の数は減る傾向にあるのですが、スマートホンや自動車における需要が急速に伸びているため抵抗やコンデンサの生産量は増えています。コンデンサの場合、種類は多いのですが、現在生産されるコンデンサの8割はMLCC(Multilayer Ceramic Capacitors、積層セラミックコンデンサ)であると言われています。
MLCCは、セラミックを絶縁体としたコンデンサで、0603(0.6mm×0.3mm)という超小型で表面実装タイプの製品が主流になっています。
ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
100pF積層セラミックコンデンサ 【GCM1885C2A101JA16】 37.5円 |
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100pFフィルムコンデンサ 【ECH-U1H101JX5】 67.15円 |
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10μFアルミポリマーコンデンサ 【A758BG106M1EDAE070】 71.43円 |
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10μF酸化ニオブ電解コンデンサ 【NOJB106M010RWJ】 87.15円 |
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100pFマイカコンデンサ 【MC12FD101J-F】 540.26円 |
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下記の2本の解説記事も同時に公開しました。合わせて参考にしてください。
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