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マルツエレックは、「アイデアを具現化するプロトタイピングエンジニアのために」皆さまのさまざまな「ものづくり」のお手伝いをさせていただいております。 回路設計から基板設計・調達・製造・実装、ケース加工、ハーネス加工をはじめ、量産をすべて短納期で請け負うワンストップサービス「プロトファクトリー」を是非ご利用ください。 ドリルデータは、プリント基板にスルーホールやノンスルーホール(めっきのない穴)をあけるためのデータで、使用するドリルやルーティングを記述したASCIIデータファイルです。ドリルデータは、基板設計CADからガーバーデータと同時に出力することができます。ドリルデータのフォーマットは、一般にExcellonフォーマットが使用されています。 ■Excellonフォーマットとは かつてのドリルマシンではNC工作機械メーカーごとに異なるフォーマットが使用されていたため、1985年にIPC(米国電子回路協会)がExcellon Automation社のドリルマシンで使用されていたフォーマットをもとにして、IPC-NC-349という標準NCフォーマットを公開しました。そのためExcellonフォーマットがドリルマシンの業界標準とみなされています。 ExcellonフォーマットにはExcellon1とExcellon2があり、Excellon2がIPC-NC-349のスーパーセットです。ただし、Excellonフォーマットはプリント基板専用というわけではないので、プリント基板で使用されるコマンドは少なく、一般に使用されるコマンドはツールと座標の指定のみです。 Excellonフォーマットの座標はインチ(mil、1mil=0.0245mm)で指定するのが基本ですが、mm(ミリメートル、METRIC)でも指定することができるので、日本ではmmで指定するのが一般的です。 ■座標の指定 座標を指定する方法として、絶対値(Absolute)指定と相対値(Incremental)指定があります。 絶対値指定は、原点を基準とした指定方法です。原点は自由に設定できますが、一般にプリント基板の左下の位置に設定します。相対値指定は、現在のドリルの位置を基準にして指定するものです。データ量が少なくなるという利点はありますが、移動するにつれて誤差が加算されていくため、現在ではほとんど使用しません。 数値は小数点のない整数で記述されるので、ドリルマシンに出力する際に整数部と小数部がわかるように指定しなければなりません。一般に、整数は4桁で小数点以下を5桁(4.5と記述)、または整数を4桁で小数点以下を6桁(4.6と記述)にします。このとき、ゼロサプレスの指定も必要です。桁数をそろえるために0を数字の前後に挿入するのですが、前のゼロを無視する場合をリーディングゼロ(LZ)サプレスと言います。また、後ろのゼロを無視する場合をトレーリングゼロ(TZ)サプレスと言います。なお、数値や原点位置の指定は、ガーバーデータとドリルデータは同じに設定しておく必要があります。
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それぞれのレイヤーを ガーバービューアで確認 |
ドリルデータを ガーバービューアで確認 |
プロトファクトリーにて基板製造を注文する際にガーバービューアを使用できます。自動基板製造サービスはこちらへ。
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