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専用ツイータとウーファを備えた高音質TWSイヤホンの設計を短時間で実現する (Digi-Key社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介)
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専用ツイータとウーファを備えた高音質TWSイヤホンの設計を短時間で実現する (Digi-Key社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介) | ||
「アプリケーションラボ」は、Digi-Key社のご協力をいただいて、Digi-Key社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、高音質のワイヤレスイヤホンをKnowles社製のTWSイヤホンリファレンスデザインを使用して短期間に設計する方法について解説した記事をご紹介します。 ■専用ツイータとウーファを備えた高音質TWSイヤホンの設計を短時間で実現する TWS(True Wireless Stereo)とは音楽をケーブルなしでワイヤレスにステレオ再生することですが、Bluetooth技術が普及したことにより現在では高性能なワイヤレスイヤホンを低価格で入手できるようになりました。 しかし技術の進歩に合わせて、より高音質で正確な音の再現が求められるようになり、耳の閉塞感の緩和や効果的なアクティブノイズキャンセル(ANC)も求められるようになっています。さらに、高齢者向けに高音域が自然に聞こえる難聴の自動補正ができるイヤホンの需要も高まっています。 ![]() Knowles製BAドライバユニットの構造 ダイナミック型はスピーカーと同様に、ボイスコイルでダイアフラム(振動板)を振動させる方式で、低音から高音まで効率よく再現できます。その代わり、小型化が難しく、大音量では歪が大きくなるという欠点があります。 BA型は2個の磁石およびコイルを備えたアーマチュアで構成され、可動部分が磁石によりバランスされています。BA型は、ダイナミック型に比べて可動部分の動きが少ないため小型化が可能で、歪も少なく高音質を実現できます。その代わり、低音の迫力が乏しくなります。 低音から高音まで損失を少なくし、耳の閉塞感を緩和するためには、専用のウーファとBA型ツイータを組み合わせたハイブリッド構造にすることです。しかし、ウーファとツイータをバランスよく組み合わせるためには時間をかけた試験を繰り返す必要があります。 ![]() Knowles社のTWSリファレンスデザイン Knowles社のTWSリファレンスデザインはBluetooth 5.2に対応し、13時間の再生が可能で、さらにMEMSマイクによる8時間の通話を実現します。 ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
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