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インダストリ4.0の高密度で堅牢な接続要件に対応する方法 (Digi-Key社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介)
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インダストリ4.0の高密度で堅牢な接続要件に対応する方法 (Digi-Key社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介) |
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「アプリケーションラボ」は、Digi-Key社のご協力をいただいて、Digi-Key社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、RJ45に代わる小型で堅牢なイーサネットコネクタとして登場したix Industrialコネクタについて解説した記事をご紹介します。 ■インダストリ4.0の高密度で堅牢な接続要件に対応する方法 インダストリ4.0は第4次産業革命とも言われますが、日本や米国に比べて遅れているとみられていたドイツの生産設備を革新するために、ドイツ政府が2011年に発表した産業政策です。インダストリ4.0が目指すものは、ネットワークをフルに活用した工場のスマート化です。 インダストリ4.0で求められるイーサネット接続は、最大10Gビット/sの通信速度への対応、電磁干渉(EMI)からの保護、意図しないケーブルの取り外しを防ぐ確実な嵌合とロック機構、高い振動条件への耐性、長い嵌合/抜去寿命などです。 この要求にRJ45コネクタでは対応できないため注目されているのがix Industrial コネクタです。ix Industrialコネクタは、ヒロセ電機とドイツのハーティングエレクトロニクス社が共同で開発し、2016年に公開した産業機器向けの汎用小型I/Oコネクタで、IEC61076-3-124としてすでに規格化されています。 ヒロセ電機のix Industrialコネクタは、鉄道車両用の衝撃・振動試験規格JIS E4031の要件にも適合しています。 ![]() ix Industrialコネクタ ix IndustrialコネクタはRJ45コネクタよりも体積が75%も小型化され、、10mm間隔での平行実装が可能です。そのため、RJ45コネクタ3個と同じスペースに、ix Industrialコネクタは6個を実装することができます。また、ix Industrialコネクタは金属製の2つのスナップインロック式フックを備えており、プラグとレセプタクル(ソケット)の確実な接続を触覚と聴覚で確認できるようになっています。なお、プラグへのケーブルの接続は、はんだ付けと圧接接続を選択できます。 ![]() ix IndustrialコネクタはRJ45コネクタよりも75%も小型化 ヒロセ電機は、用途に合わせて3種類のレセプタクルと3種類のプラグを提供しています。レセプタクルには、縦型ライトアングル(直角)、横型ライトアングル(直角)、バーチカル(垂直)があります。プラグには、ストレート配線、直角上向き配線、直角下向き配線があります。また、ケーブル接続用の圧接接続用工具として、HT803/IXG-8/10S-63-72ケーブルアセンブリ工具が用意されています。 ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
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