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メタルベース基板は、放熱性を高めることを目的としたプリント基板です。金属(アルミ板または銅板)の上に絶縁層、さらにその上に導体である銅はくを重ねるのが、標準的な構成です。 近年では、LEDを搭載した照明用途のプリント基板として広く活用されています。メタルベース基板は、LEDが発光することにより発生した熱を放熱させることに長けたプリント基板です。
絶縁層の厚みにより放熱性は変わります。絶縁層が薄い方が放熱性は良いのですが、厚い方が耐電圧には優れます。 また、絶縁層の素材によっても放熱性は変動します。絶縁層は、プリプレグに放熱性の高いセラミックのフィラーが混入されており、主にそのフィラーの量で熱伝導率に差が出ます。 なお、金属以外でも、放熱性の高い材料を各メーカが出しており、通常の基板でも放熱性を高めることはできます。
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