ZEPエンジニアリングが企画した技術解説記事「オール・トランジスタ4ビットCPU製作とFPGA開発」を[Vol.1]から[Vol.4]を順に現在公開中ですのでご紹介します。
CQ出版社発行のトランジスタ技術誌2020年5月号におきまして、「大解剖! CPUはこうやって動いている」と題し、ディスクリートトランジスタを使った4ビットCPUを作成してマイコンの動作を解明するという特集が企画されました。マルツエレックではCQ出版社と連携してこの4ビットCPUに関連する部品セットを販売していますが、ここでご紹介するのはこの4ビットCPUの設計方法に関する解説記事です。
 < CPU組み立てキットが完成したようす >
この技術解説記事は、4ビットCPUの製作者である別府伸耕氏が執筆されたもので、コンピュータの心臓部である「中央処理装置:CPU」を実際に作りながら、その動作原理を学んでいきます。CPUの働きを学ぶことを主眼としていますが、FPGAを使いこなす上でも重要な知識になります。
・Vol.1 ノイマン型CPUの設計 ・Vol.2 CPUの設計 ・Vol.3 Lチカで学ぶFPGA開発体験 ・Vol.4 CPUのROM,PC,ALUの設計
●開発者/著者 別府伸耕氏の略歴 2011年 東京工業大学 工学部 電気電子工学科卒 2013年 東京工業大学大学院 理工学研究科 電子物理工学専攻 2013年 株式会社アドバンテスト入社 2016年 株式会社村田製作所入社 2019年 リニア・テック設立
マルツエレックでは、トランジスタ技術2020年5月号の付録基板に必要な部品セットおよび4ビットCPUを作成するために必要な基板セットを販売しています。マルツエレックが提供する部品セットと組み立てサービスは、下記のとおりです。
(1)「付録基板用部品セット」 これは、24枚の付録基板を完成させるために必要な部品セットです。
 < 付録基板用部品セット >
(2)「デジタル回路実験セット(S)」 これは、付録基板と同じ基板が1枚とその部品セットに、動作チェッカキットを加えたセットです。動作チェッカキットもはんだ付けが必要です。
 < デジタル回路実験セット(S) >
(3)「CPU組み立てキット」 これは、1738石のフルデイスクリート4ビットCPUを製作するために必要な部品と基板(336枚)のセットに、動作チェッカキットと車体を取り付けてロボットにするための足回りを加えたセットです。
(4)上記(3)のセットの組み立てサービス(納期約1か月)
付録基板用部品セット 【MTG-2005-OP】 1,800円 |
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デジタル回路実験セット(S) 【MTG-2005-SET】 2,710円 |
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CPU組み立てキット 【CPU1738】 50,000円 |
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「CPU組み立てキット」の組み立てサービス 【BTM-0-AS】 90,000円 |
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