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今回は、組み込み機器やIoT機器の開発においてデバッグや性能分析に使用できるSEGGER社の開発ツールとソフトウェアについて解説した記事をご紹介します。
■IoTデバイス向けのデバッグツールと技術に関するプロフェッショナルガイド
最近の組み込み機器やIoT機器には高度な性能が要求されているにもかかわらず、市場に投入するまでの開発期間が非常に短くなっています。そのため、開発効率を上げるデバッグツールが不可欠になっています。
【アプリケーションラボ】では、組み込み機器の開発におけるデバッグツールの重要性を示した後、SEGGER Microcontroller Systems社の開発ツールとソフトウェアの特長ならびに使い方を詳しく解説しています。そして、具体的なデバッグのためのヒントとコツを紹介しています。
 < J-Link Base >
SEGGER社は、1992年に設立されたドイツのモンハイム アム ラインに本社を置く企業で、RTOSやミドルウェアに加え、プログラミングツールや開発ツールを開発/販売しています。
デバッグツールのJ-Linkが特に有名です。J-Linkは、ARMベースのマイクロコントローラおよびルネサス社のRXマイコンやMicrochip社のPIC32マイコン用のJTAG/SWDエミュレータです。J-Linkは、SEGGER社の特許であるフラッシュブレークポイントソフトウェアにより、フラッシュ内で複数のブレークポイントを有効にできる唯一のJTAGエミュレータです。J-Linkには仕様の異なる数種類の製品がありますが、大きく分けると、RAMへのダウンロード速度が1.0MB/sでSWDインターフェース速度が15MHzのタイプとダウンロード速度が3.0MB/sでSWDインターフェース速度が50MHzのタイプがあります。
またJ-Linkは、アナログ・デバイセズ社のmIDASLink、Atmel社のSAM-ICE、Digi International社のDigi JTAG Link、IAR Systems社のJ-LinkとJ-Link KSとして、OEMでも販売されています。
【アプリケーションラボ】では、デバッグに役立つソフトウェアとして、J-Scope、Ozone、SystemViewなどを紹介しています。J-Scopeは、変数の値を時間の経過とともに表示するオシロスコープのようなツールで、1つの変数を監視することも数十個の変数を監視することもできます。
Ozoneはグラフィカルなデバッガインターフェースで、パフォーマンスアナライザでもあります。ELFファイル(実行ファイル)をツールに読み込み、ソースレベルでデバッグができます。ブレークポイントを設定してコードを更新することもできます。
SystemViewは、アプリケーションの実行時の動作をリアルタイムに記録し視覚化するツールで、複数のスレッドや割り込みを使用するRTOSシステムなどの開発において効果を発揮します。
ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
開発用デバッグブローブ 【J-Link Base】 ¥60,592.48(税込¥66,651.72) |
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開発用デバッグブローブ 【J-Link Ultra+】 ¥120,162.77(税込¥132,179.04) |
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下記の2本の解説記事も同時に公開しました。合わせて参考にしてください。
■IoTのためのワイヤレステクノロジー
IoT機器はワイヤレスでネットワークに接続することが要求されます。ここでは、IoT機器においてワイヤレスで通信するために使用されている規格についてそれぞれの方式のメリットとデメリットを解説します。
■高分解能の高速A/D変換にデジタルフィルタを使用する理由と方法
自然界の変化の多くはアナログの世界ですが、これを分析するにはデジタルデータに変換する必要があります。ここでは、アナログ値をデジタル値に高精度に変換する際に重要な働きをするデジタルフィルタの役割と具体的な回路例を紹介します。
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