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産業用アプリケーションにおけるIO-Linkの活用 ~Digi-Key社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介~
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産業用アプリケーションにおけるIO-Linkの活用 ~Digi-Key社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介~ |
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「アプリケーションラボ」は、Digi-Key社のご協力をいただいて、Digi-Key社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、産業用システムにおいて使用される数多くのセンサやアクチュエータを管理する際に役立つIO-Linkについて解説した記事をご紹介します。 ■産業用アプリケーションにおけるIO-Linkの活用 工場内では数多くのセンサやアクチュエータが使用されますが、それぞれのメーカーや仕様が異なっているため個別に対応すると管理が非常に面倒です。その問題を解決するために生まれたのがIO-Linkです。IO-Linkは、ポイントtoポイントの有線によるシリアル通信プロトコルですが、既存のネットワークやフィールドバスと競合するものではなく補完する規格です。 IO-Linkは、プログラマブルコントローラ(PLC)とそのソフトウェアに関する規格であるIEC61131の中のIEC61131-9として2010年に国際電気標準会議(IEC)により標準化されました。IO-Linkに対応した製品を使用すると設置や接続が簡単になるだけでなく、メーカーが異なる製品の混在やデータの一括管理ができるようになります。 IO-Linkシステムは、ハブ機能に相当するIO-LinkマスターとセンサやアクチュエータなどのIO-Linkデバイスで構成され、すべてのIO-LinkデバイスはIO-Linkマスターに接続されます。IO-Linkに対応したセンサやアクチュエータには、標準化されたIOデバイス記述(IODD)ファイルが付属しています。IO-LinkマスターはIODDファイルを読み込むことで、接続されている機器のメーカーや型式などの詳細情報を取得できます。 IO-Linkは3線ケーブルを使用しますが、5線にしてデバイスに電力を供給することもできます。ケーブルは20mまで延長できます。IO-LinkマスターとIO-Linkデバイスの接続には、M5、M8、M12コネクタなどを使ったIO-Linkポートの端子仕様が規定されています。一般的に、M12コネクタが使われています。
ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
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下記の2本の解説記事も同時に公開しました。合わせて参考にしてください。 ■自律型移動ロボットのタイプとアプリケーション 工場や物流倉庫などの現場では、自律型移動ロボット(AMR)が様々な運搬に活用されています。現在のAMRは、無線による指示で固定ルートに縛られずに自由に施設内を走り回ることができます。ここでは、安全かつ効率的にAMRを運用する方法について解説します。 ■小型データ収集システムの構築方法 データ収集(DAQ)は、様々な研究やエンジニアリングにおいて重要な機能です。ここでは、アナログ信号をデジタル化するDAQシステムの性能指標について解説し、National Instruments社のモジュールを使ったDACシステムの構築法を紹介します。 |
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フェライト・ビーズは周波数により変化する抵抗素子 ~飽和電流を超えると抵抗成分はなくなる~ |
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[今週の問題 問24]
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