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物流追跡とロジスティクス4.0でサプライチェーンの混乱を管理する方法 (Digi-Key社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介)
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「物流追跡とロジスティクス4.0でサプライチェーンの混乱を管理する方法」 (Digi-Key社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介) | ||
「アプリケーションラボ」は、Digi-Key社のご協力をいただいて、Digi-Key社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、急増する物流を処理するサプライチェーンを効果的に運用するために、バーコードやWirepas Massiveなどを活用する方法について解説した記事をご紹介します。 ■安価な3相監視リレーを使用して高価な機械を保護する方法 現在、物流の第4次産業革命と言われるロジスティクス4.0が注目されています。輸送技術の進歩ならびにインターネットの普及によるネット販売の増加など、様々な要因で物流が急増し、サプライチェーンの混乱が起こっています。 ロジスティクスとは物流のことであり、ロジスティクス4.0はIoTやAI、ロボット技術などを取り入れることで、サプライチェーンを強化することを目的としています。 ロジスティクス4.0では製品の流れをリアルタイムに可視化することで、適切な製品を、適切な時間、場所、数量、状態、コストで提供することが可能になります。 ロジスティクス4.0を実現するには、バーコード、2次元バーコード、電波による個体識別(RFID)、近距離無線通信(NFC)、Bluetooth、Wirepas Massive、GPSなどを活用します。 バーコードは、1949年に米国ドレクセル大学の大学院生が発明しました。現在は、GS1(旧国際EAN協会)が管理する統一商品コードに使用され、国番号で識別することで様々な製品を世界中に流通させることができます。日本では、流通システム開発センター(GS1Japan)が登録の受け付けと管理を行っています。 バーコードは、黒と白のバーとスペースで構成された1次元バーコードが一般的ですが、より多くの情報を詰め込める2次元バーコードの使用も増えています。1次元バーコードの仕様は、主にCode128形式が使用されています。 2次元バーコードには、Data Matrix、QRコード、Aztecコード、Maxi Codeなどがあります。Data Matrixは、1987年に米国ID Matrix社によって開発された白黒のセルまたはドットで構成される2次元コードです。QRコードは、1994年に日本のデンソーが開発した2次元コードです。米国ではData Matrixが、日本ではQRコードが普及しています。 Wirepas Massiveは、2010年に設立されたフィンランドのタンペレに本社を置くWirepas社が開発したプロトコルで、Bluetooth Meshと機能は似ていますが、産業用途向けに信頼性が高く、低消費電力のメッシュネットワークを構築することができます。メーカー資料によると、1立方メートルに納められた1000台のデバイスを認識できるということです。
【アプリケーションラボ】では、ロジスティクス4.0の役割や1次元バーコードおよび2次元バーコード、Wirepas Massiveの仕様などについて解説した後、Banner Engineering社の1次元/2次元バーコードリーダーABR3009-WSU2やWurth Elektronik社のWirepas Massive通信プロトコルをサポートする2.4GHz無線モジュールThetis-Iを紹介しています。 ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
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▼ インターフェース変更後のLCD回路基板の製作 表示及びボタン付きLCD から表示LCD、ボタン、確認用LED への仕様変更に伴い、本体MCU 制御回路基板を変更無く、中継回路基板を追加することで仕様変更を実施致しました。 資料のダウンロードはこちらから。 回路設計に関するご相談・お見積りは無料です。こちらからお気軽にお問合せください。 |
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