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ネットワーク機器のアクティビティチェックツールの製作記事 ATOM Matrixで作る「IoT見守り監視センタ」を公開しました
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ネットワーク機器のアクティビティチェックツールの製作記事 ATOM Matrixで作る「IoT見守り監視センタ」を公開しました |
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マルツエレックでは、皆さまの「ものづくり」にお役立ていただくために様々な技術情報をこちらのWebページで公開しています。是非、参考にしてください。 今回、この技術情報ページに、M5Stack“ATOM Matrix”で作る「IoT見守り監視センタ」という解説記事を追加しましたのでご紹介します。 家庭内でインターネットに接続する際にWi-Fiを利用されている方も多いと思いますが、接続する機器が増えてくると、コネクションが切れていて使いたいときに接続できないということがよくあります。そこで、使用している機器がネットワークに接続されているかどうかを監視できるチェックツールをM5Stack社のATOM Matrixを使用して製作しました。 ATOM Matrixは、コントローラにWi-Fi機能を持つESP32を採用した超小型のマイコンモジュールです。サイズは24mm×24mm×14mmで、5×5のRGB LEDを搭載しています。そのほか、赤外線LED、IMUセンサ(MPU6886)、Grove互換インターフェースなどを備えています。
プログラムの作成は、Arduino IDEの開発環境を使用しました。今回はATOM Matrixを使用して製作しましたが、他のM5StackシリーズやESP32単体でもUI(ユーザーインターフェース)部分を変更すれば簡単に移植ができます。 なお、本製作例では、オフライン時にメールを送信するだけですが、オフラインからオンラインになったときや、逆にオンラインからオフラインになったときにメールを送信するように改造すれば、ネットワーク機能付きのテレビなどを登録すると、遠くに住む家族の在宅確認や見守りなどにも応用できます。本記事を参考にして応用範囲を広げていただければ幸いです。 ここで解説したデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
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▼ 振動情報をIoTデバイスで可視化 【LP46:IoT回路編】 ドラム式全自動洗濯機に振動センサーを取り付け、振動情報を取得し、Wi-Fi経由にてクラウドサービスに送信し、APIを活用し、PC及び携帯端末にて可視化データを表示致しました。 資料のダウンロードはこちらから。 回路設計に関するご相談・お見積りは無料です。こちらからお気軽にお問合せください。 |
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「アプリケーションラボ」は、Digi-Key社のご協力をいただいて、Digi-Key社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、医療機器やウェアラブル機器などに使用される高精度なデジタルIC温度センサについて解説した記事をご紹介します。 ■健康管理用ウェアラブルにおける高精度デジタル温度センサの活用法 最近は、ウェアラブルなどで健康管理に重点を置いた製品が増えてきましたが、これらの製品には高精度の温度センサが不可欠です。温度を検出するには様々な方法がありますが、扱いが容易なためIC温度センサが主に使用されています。 高い精度を必要とする場合、個々の製品ごとに性能のバラツキがないようにしなければなりませんが、1台1台を校正すると検査費用が高額になってしまいます。その対策として、校正済みのIC温度センサを採用すると製品ごとの校正は不要になります。 正確な校正を保証するには、米国国立標準技術研究所(NIST)規格に準拠するように校正される必要があり、ISO/IEC-17025認定機関による校正が必要です。NISTは米国連邦政府機関の一つで、主に度量衡や計測/計量についての標準を管理しています。
【アプリケーションラボ】の解説記事では、高精度に体温を計測する際の要件およびNIST規格に準拠する方法について解説した後、ams OSRAM社のAS6221デジタル温度センサを例にして、ウェアラブル機器に組み込む際の注意事項を詳しく解説しています。 ams OSRAM社は、オーストリアに本社を置くams社がドイツのOSRAM Licht社を2020年に買収して成立した企業です。ams社は、オーストリアの鉄鋼メーカーであるVoestalpine社と米国の半導体メーカーAMI Semiconductors社の合弁により1981年にスタートし、光学センサ、イメージセンサ、オーディオセンサなどを主力にしていました。また、OSRAM Licht社は、1919年にベルリンで設立された長い歴史を持つ照明器具を専門とする企業です。 AS6221は精度が最大±0.09度という高精度なデジタル温度センサで、製造テスト装置はNISTに従って校正されており、検証機器はISO/IEC-17025認定試験所によって校正されています。したがって、AS6221を使用する際は校正や線形化を行う必要がありません。 AS6221のパッケージはWLCSPで、サイズは1.5mm×1.0mmと超小型です。電力消費も4サンプル/秒で測定した場合、わずか6μAです。4つの異なる自動取得モードがあり、1.71~3.6Vの動作電圧範囲で高精度を維持します。そのほか、I2Cインターフェースにより測定データを出力しますが、8つのI2Cアドレスを備えているので、バスを競合せずに複数の温度を検出することができます。なお、AS6221には評価キットAS6221-EKとデモキットAS6221-DKが用意されています。 ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
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