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「機能安全規格を満たす部品設計」 (Digi-Key社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介)
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機能安全規格を満たす部品設計 (Digi-Key社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介) |
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「アプリケーションラボ」は、Digi-Key社のご協力をいただいて、Digi-Key社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、IEC61508で規格化されている機能安全の概要と機能安全に使用される安全部品について解説した記事をご紹介します。 ■機能安全規格を満たす部品設計 工場などの作業現場では人の安全が最優先であり、そのための対策を「機能安全」と言います。機能安全は英語のFunctional Safetyを日本語に訳した用語です。 電気/電子/プログラマブル電子機器の機能安全に関する基本的な国際規格として、IEC(国際電気標準会議)が制定したIEC61508があります。IEC61508はシステムや制御に関する安全規格で、個々の装置や部品に関する規格ではありません。また、機械のみで構成された装置は、IEC61508の対象外となっています。 機械が動作している以上、絶対に安全ということはありません。そこで、様々な工夫を加えることで、許容できるレベルまで安全対策を行うことが機能安全の考え方です。そして、安全対策のレベルを示す指標である安全インテグリティレベル(SIL)がIEC62061で規定されています。 最も低レベルのSIL1から最も高度なSIL4まで、危険な故障が発生する平均確率の違いにより分類して定義されています。機械系については、ISO13849-1においてパフォーマンスレベル(PL)が最も低レベルのPLaから最も高度なPLeまで定義されています。SILとPLの間には対応関係があります。 IEC61508に準拠するためには、認証機関により認定を受ける必要があります。ただし、IEC61508は様々な機械や装置を網羅する内容になっているため、全体を正確に理解して個々の機械に対応させることが難しいと言われています。そのため、製品を製造する企業自身が評価を行って機能安全に対応していることを宣言することも可能になっています。 ![]() オムロン社製のセーフティリレー セーフティリレーは、接点が溶着したときにa接点とb接点が同時に動作状態にならないような強制ガイド接点構造を備えていて、この機能を利用して安全な回路を組むことができます。 マルツオンラインでは、オムロン社の産業用制御機器や電子部品をご購入いただけます。オムロン社の製品をわかりやすく検索できるように分類したWebページをご用意してありますので、ご購入いただく際の参考にしていただければ幸いです。
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【マルツの技術情報】 マルツエレックは回路設計のご要望にお応えします |
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【LP37:制御回路】 ▼ インターフェース変更後のLCD回路基板の製作 表示及びボタン付きLCD から表示LCD、ボタン、確認用LED への仕様変更に伴い、本体MCU 制御回路基板を変更無く、中継回路基板を追加することで仕様変更を実施致しました。 資料のダウンロードはこちらから。 回路設計に関するご相談・お見積りは無料です。こちらからお気軽にお問合せください。 |
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