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過酷な環境下で重工業機器を正確かつ確実に制御する方法 (DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介)
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MAIL MAGAGINE![]() No. 1789 2023. 10. 31 |
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過酷な環境下で重工業機器を正確かつ確実に制御する方法 (DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介) |
「アプリケーションラボ」は、DigiKey社のご協力をいただいて、DigiKey社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、建設用重機やロボットなどの産業用機器の繊細な操作に適したジョイスティックについて解説した記事をご紹介します。 ■過酷な環境下で重工業機器を正確かつ確実に制御する方法 2次元入力に使用するジョイスティックは、コントロールスティックやサムスティックとも呼ばれます。現在では、コンピュータゲーム機器のコントローラとして不可欠なものになっていますが、建設用重機やロボットなどの産業用機器においても繊細な操作や動きをさせるために使用されています。 ジョイスティックは、タッチスクリーンに比べると汚れや湿気などに強く、物理的な損傷や電磁妨害の影響を受けにくいという特長を持ち、狭い場所でも複数の入力に簡単にアクセスすることができます。産業用途に使用するジョイスティックは、過酷な環境で使用されることが多いため、堅牢で温度変化に強く、長期間の使用に耐えられる信頼性が求められます。 ジョイスティックのセンサ部分には、電位差(抵抗)、誘導、光電、ホール効果(磁気)など様々な方式が採用されますが、過酷な環境で高精度のセンシングを行うという目的に適したホール効果センサが一般的に採用されています。ホール効果センサは、位置と角度の両方を検出できるため、X/Y制御だけでなくZ軸を備えたジョイスティックも実現可能で、多軸制御に適しています。 また、産業用ジョイスティックは雨や水にさらされることが多いため、少なくともIP66の防水・防塵保護規格に適合している必要があり、一般的にラバーゲイターと呼ばれるゴム製のカバーを装着します。 【アプリケーションラボ】では、産業用ジョイスティックの役割と求められる性能、センシング方式、設置方法、電源の設計などについて詳しく解説した後、APEM社製の薄型サムスティックを紹介しています。APEM社は1952年に設立されたフランスのCaussadeに本社を置く企業ですが、現在は日本のIDEC株式会社のグループ企業になっています。
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