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リレーモジュールによる機能安全の向上 (DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介)
マルツ最新情報 |
MAIL MAGAGINE No. 1850 2024. 4. 9 |
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リレーモジュールによる機能安全の向上 (DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介) |
| 「アプリケーションラボ」は、DigiKey社のご協力をいただいて、DigiKey社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、産業機械の機能安全を確保するために重要な役割を果たすリレーモジュールについて解説した記事をご紹介します。 ■リレーモジュールによる機能安全の向上 現在の産業用機器では、人に危害を与えず機械の安全な動作を保証する機能安全が求められ、そのためには安全リレー(セーフティリレー)と呼ばれるリレーモジュールが重要な役割を果たしています。 リレーモジュールは複数のリレーと付加回路で構成されており、1つのリレーが故障してもシステムが安全に作動し続けられるように冗長構成になっています。さらに、応答時間が速い低レイテンシであることや、誤動作しても安全な状態を保つフェイルセーフ設計、極端な環境条件や温度変動、機械的応力にも耐えることができる信頼性と堅牢性をもっています。 IEC61810-3：2015規格では、強制ガイド接点を備えたリレーの要件とテスト方法が規定されており、リレーモジュールはそれを遵守する必要があります。 強制ガイド接点リレーは、NO(ノーマリーオープン：通常は非導通)接点とNC(ノーマリークローズ：通常は導通)接点が壁で仕切られていて、互いに絶縁されています。NO接点とNC接点はガイドによって機械的につながっており、接点をON/OFFさせるコイルへの電圧の有無に連動して動作します。強制ガイド接点は、アーク放電などによる接点の溶着があっても、NC接点とNO接点が同時に閉じることがありません。  安全リレーモジュールの構成例 【アプリケーションラボ】では、機能安全の要求に対応するリレーモジュールの機能および安全リレーの動作原理と用途などについて解説した後、Weidmuller社製のSAFESERIESリレーモジュールを紹介しています。 Weidmuller社は1850年に繊維製品を扱う会社として設立され、1948年にプラスチック絶縁端子台の販売を開始しました。現在は主に産業用の電子部品を製造・販売するドイツのデトモルトに本社を置く企業です。 SAFESERIESはネジソケット付きのプラグ式リレーモジュールで、2NO＋2NC、3NO＋1NC、4NO＋2NC、3NO＋3NCの4種類のタイプが用意されています。IEC61810-3タイプA規格に準拠しています。 ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。  【2759070000】 単価：￥7,254(税込) 4ポジションの汎用リレーモジュールで、3つのNO接点と1つのNC接点、DC24Vのコイルを備えています。負荷側の最大スイッチング電圧はAC400V、DC250Vです。ステータスインジケータ(緑色のLED)と保護用のフリーホイールダイオードを内蔵しています。  【2759030000】単価：￥4,777税込) 4ポジションのミニチュアリレーモジュールで、3つのNO接点と1つのNC接点、DC24Vのコイルを備えています。負荷側の最大スイッチング電圧はAC400V、DC250Vです。 |
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【マルツの技術情報】 マルツエレックは回路設計のご要望にお応えします |
| ▼ DC36V系リレー制御回路 【LP69：制御回路編】 電子回路においてはDC5[V]、DC12[V]、DC24[V]のリレーを使用することが一般的ですが、今回はDC36[V]系のリレー制御回路を製作致しました。またDCDCコンバータ回路も組み込み、必要な電圧変換を行います。 資料のダウンロードはこちらから。 その他の技術情報一覧はこちらをご覧ください。 回路設計に関するご相談・お見積りは無料です。こちらからお気軽にお問合せください。 |
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