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適切なケーブルアセンブリを使用し高速データ通信の信号品質を確保する(DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介)
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MAIL MAGAGINE![]() No. 1908 2024. 8. 27 |
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適切なケーブルアセンブリを使用し高速データ通信の信号品質を確保する (DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介) |
「アプリケーションラボ」は、DigiKey社のご協力をいただいて、DigiKey社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、高速データ通信にプリント基板のトレースだけでなくケーブルアセンブリを利用してコストアップを回避する方法について解説した記事をご紹介します。 ■適切なケーブルアセンブリを使用し高速データ通信の信号品質を確保する インターネットの利用が広がるにつれ、さらなる高速なデータ通信が必要になっています。現在のところ1Gbpsの伝送レートが標準となっていますが、50Gbpsや100Gbpsの伝送も実用化が進んでいます。ただし、高速データ伝送を実現するにはプリント基板のレイアウトや材質が重要になり、その結果としてコストアップが避けられません。対策として考えられるのは、高速ケーブルアセンブリを使用することです。 高速データ通信を行うには、伝送線路における挿入損失やリターンロス、クロストーク、伝播遅延、タイムスキューといった性能指数(FoM)を低減する必要がありますが、従来のプリント基板設計のアプローチではこの要件をコスト効率よく満たすことが困難です。 それに対し、市販の高速ケーブルアセンブリは、高度な材料と信号の整合性に優れた技術を採用することで最大64Gbpsの伝送速度を実現しており、システム全体としてコストを下げることが可能になります。 ![]() 高速ケーブルアセンブリを利用した実装例 【アプリケーションラボ】では、高速データ通信を必要とする用途やデータ伝送の高速化を行うための技術、伝送線路の性能指数などについて解説した後、Samtec社製のEye Speedシリーズの高速ケーブルアセンブリを紹介しています。 Samtec社は、1976年に設立された米国インディアナ州に本社を置くボード対ボードコネクタの専業メーカーです。 Eye Speedケーブルアセンブリには、同軸ケーブルを採用した製品とTwinaxケーブルを採用した製品があります。Twinax(ツインアキシャル)ケーブルは、高速データ伝送用に設計された同軸ケーブルです。等しい反対方向の信号を伝送できるようにペアの導体を使用することで、電磁干渉(EMI)やクロストークを低減することができます。 ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
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▼ EV車における回生電力吸収回路の製作 【LP29:制御回路編】 EV 車において、回生協調ブレーキシステムにより、ブレーキ及び減速時に回生電力を蓄電池に充電し、航続距離を増やします。回生電力を必要以上に吸収しないよう回生電力吸収回路を製作しました。 資料のダウンロードはこちらから。 その他の技術情報一覧はこちらをご覧ください。回路設計に関するご相談・お見積りは無料です。こちらからお気軽にお問合せください。 |
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