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「アプリケーションラボ」は、Digi-Key社のご協力をいただいて、Digi-Key社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。
今回は、産業用シングルボードコンピュータをリモートでデバッグができるMikroElektronika社のCODEGRIPについて解説した記事をご紹介します。
■リモートマイクロコントローラデバッガを使用し産業用オートメーション設備を迅速に構成
現在では産業用途に様々なシングルボードコンピュータ(SBC)が使用されていますが、メンテナンスやファームウェアの変更が必要になった場合には技術者が現場まで行って作業をする必要があります。しかし、ネットワーク経由でそれらの作業を行うことができれば効率を大幅に向上させることができます。
 < MIKROE-3460 >
【アプリケーションラボ】では、産業用途のSBCの役割とリモートデバッグの必要性について解説した後、Wi-Fi経由でデバッグができるMikroElektronika社のCODEGRIPというリモートデバッガを紹介しています。
MikroElektronika社は、セルビアのベオグラードに本社を置く1997年に設立された企業です。mikroCやmikroBasicなどの開発ツールが有名ですが、mikroBUSと呼ばれる独自の拡張インターフェースを使用したClickボードを主力製品にしています。
CODEGRIPは、ARM Cortex-Mを採用したSBCと接続し、Wi-Fiでパソコンと通信できる組み込みプログラマ/デバッガーです。JTAGポートを持つほとんどのArmマイコンで使用することができます。Armのシリアルワイヤ出力(SWO)もサポートしています。
使い方は、SBCとCODEGRIPのJTAG/SWDプログラミング/デバッグヘッダーをケーブルを介して接続します。さまざまなSBCのヘッダー構成との互換性を確保するためにアダプターも各種用意されています。
パソコンとはWi-Fiで接続しますが、USB Type-Cコネクタによるケーブルで接続することもできます。パソコンにCODEGRIP Suiteをインストールして初期設定を行った後、プログラミングやデバッグ作業を行います。MikroElektronika社では、デバッグ機能を強化できるSWOライブラリを提供しています。これにより、マイクロコントローラの電力の監視やファームウェアをリモートで簡単にデバッグできます。
ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
ARM用プログラマー/デバッガーCODEGRIP 【MIKROE-3460】 ¥25,607.61(税込¥28,168.37) |
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STM32用プログラマー/デバッガーCODEGRIP 【MIKROE-3461】 ¥13,022.23(税込¥14,324.45) |
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Kinetis用プログラマー/デバッガーCODEGRIP 【MIKROE-3462】 ¥13,022.23(税込¥14,324.45) |
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下記の2本の解説記事も同時に公開しました。合わせて参考にしてください。
■水晶発振器のパラメータを理解して部品選択を最適化
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ロボティクスやドローン、医療機器、産業システムなどでは、精密なモーション制御が要求されます。ここでは、精密モーション制御に使用されるブラシ付きDC、AC誘導、BLDC、PMSMの各モーターの特長とベクトル制御が必要になる理由について解説します。
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