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コストが低く信頼性の高い電子製品を実現するプリント基板サポートの選び方・使い方 (Digi-Key社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介)
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コストが低く信頼性の高い電子製品を実現する プリント基板サポートの選び方・使い方 (Digi-Key社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介) |
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「アプリケーションラボ」は、Digi-Key社のご協力をいただいて、Digi-Key社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、プリント基板を固定する部品である「プリント基板サポート」の選び方や使い方について解説した記事をご紹介します。 ■コストが低く信頼性の高い電子製品を実現するプリント基板サポートの選び方・使い方 プリント基板をケースなどに固定する際、従来はネジとナット、ワッシャを用いるのが一般的でしたが、現在では組み立てが短時間で済み、電気的に絶縁も可能であることからプリント基板サポート用の部品が使用されるようになっています。 プリント基板サポートには、固定する方法や材質などにより様々な種類がありますが、製品に使用するにはUL94やSAE J1639といった規格の認定を受けた部品を使用する必要があります。 UL規格は、米国保険業者安全試験所(Underwriters Laboratories)が策定する製品安全規格です。UL規格の認証取得は任意ですが、UL認証を義務付けている州も多いため米国で販売される電気製品のほとんどはUL認証品となっています。 UL94は、プラスチック部品などの燃焼性を判定するための規格です。試験品に着火した後の炎の広がりやすさや消火のしやすさによって材料を分類しています。規定寸法の試験片にガスバーナーを当てて試験片の燃焼の程度を調べることで、難燃性の判定を行います。試験方法には5VA、5VB、V-0、V-1、V-2、HBがあり、最も難燃性の高い試験は5VAです。垂直部分のみの燃焼試験を行うV-0、V-1、V-2の認定を受けるのが一般的です。 SAE(Society of Automotive Engineers) Internationalは、オートモーティブの専門家を会員とする米国の非営利団体です。自動車に関連する標準化を推進しています。SAE J1639は、車載用アプリケーションに使用されるPA(ポリアミド、ナイロン)プラスチックの推奨規格です。 ![]() プリント基板サポートの例 【アプリケーションラボ】の解説記事では、プリント基板サポートに要求される仕様や成型方法、材料規格、実装方式、プリント基板の固定方法などを解説した後、Essentra Components社製のプリント基板サポートを紹介しています。Essentra Components社は、1955年に設立された英国に本社を置くプラスチック部品、メタルハードウェア、ファイバー、包装材などの国際的な企業です。 双脚スナップロック式ではUL94V-2準拠のMSPM-5-01やUL94V-0準拠のMSPM-5-19などがあり、矢じり型スナップロック式ではUL94V-2準拠のLCBS-2-12-01やUL94V-0準拠のLCBS-2-12-19があります。また、リバースロック式ではUL94V-2準拠のCRLCBSRE-10-01などがあります。 ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
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【マルツの技術情報】 マルツエレックは回路設計のご要望にお応えします |
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▼ 2種類のセンシング入力インターフェース回路 【LP52:IoT回路編】 2種類のセンシングを選択可能で必要に応じて、ブリッジ回路の印加電圧を変更出来ます。また、オフセット電圧の変更も可能です。差動オペアンプ経由にて、NIのデータロガーに入力されます。 資料のダウンロードはこちらから。 回路設計に関するご相談・お見積りは無料です。こちらからお気軽にお問合せください。 |
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